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私の 辛かった気持ちもわかってよー
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楽しかったよ 山城山葵 学校は違っても 俺等 4人 仲間だからな 何かあったら 直ぐに言えよ 駆けつけるから」と、〆の言葉を言ってくれた。私は、嬉しくって・・・少し、涙が滲んでいたが

「なぁ 私は? 4人だけなん? 私は仲間違うん?」と、キラちゃんが

「違う まだな 俺等の絆は前からなんや 樹羅とより 深い」と、白木屋君が言ったら、段々と、キラちゃんは悲しそうな顔になって白木屋君を見あげていた。

「白木屋君! キラちゃん 違うんよー 今日の5人は・・・そうなんよ」と、私は慌てて、何言ったらいいのかわからなかった。

「樹羅 俺は悪いけど 樹羅は樹羅やー 仲間は仲間 仲間のほうが大切や 樹羅が仲間になるんやったら 皆が認めてくれないと・・」 

 キラちゃんは大きな瞳からぼろぼろと涙が落ちてきていた。私は取り乱してしまって。

「白木屋君 そんな言い方ないんじゃぁない? 私は、もう キラちゃんも仲間だと思っているよ ねぇ 亜里沙は?」

「うん そう 今日も一日 仲間だったもん」

「僕も 賛成 匠が選んだ娘なんだから キラちゃんを迎えよう なぁ 匠」

「すまん みんな 樹羅も 仲間だぞ」と、大袈裟なことになったが、白木屋君はキラちゃんの肩を抱いていた。そして、キラちゃんは涙でくしゃくしゃの顔がとびっきりの笑顔が戻っていたのだ。そして、白木君にべったりひっついて、みんなに「よろしく お願いします」と頭を下げているのだ。しかし、あの突き放したような言い方は何なんだろう そんなとこにキラちゃんは白木屋君の魅力を感じるんだろうか。私なら、カチンときて、こんな優しくないのって嫌! って思っていただろうなぁー。

 この素直で純真な娘を、この後、このガサツな男はどうしていくんだろう・・・。だって、キラちゃんもいつまでも子供じゃぁ無くってよー 今は、どうなんだろう キラちゃんは白木屋君のこと男として見てるんだろうか


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