第6宇宙の女サイヤ人
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状態で気を解放した悟林が襲い掛かる。
「くぅっ!?」
落下の勢いを加算させながらの鋭く重い蹴りを何とかかわすが、それも読んでいた悟林にもう片足で蹴り上げられる。
腹に吸い込まれるように入った蹴りにカリフラは血反吐を吐いて悶絶するが、悟林は距離を詰めてラッシュを繰り出す。
「ほらほらっ!!この程度じゃあ超サイヤ人になるまでもないねっ!!」
カリフラは何とかこの重い拳を防ごうとするが、カリフラの防御を先読みして繰り出している悟林の拳は吸い込まれるようにカリフラの顔面に入っていく。
「く、くそおっ!!舐めんじゃねえ!!」
「おっ!?」
カリフラは気を解放して悟林を吹き飛ばすと、片手に気を集中する。
「クラッシュキャノン!!」
片手から連続で放つ赤い気弾に対して悟林は即座に構えてオーラを纏う。
「ギャリック砲!!」
威力を落として攻撃範囲を広げて放つと、カリフラの気弾と激突するのと同時に全ての気弾を粉砕する。
その隙にカリフラは距離を詰めて悟林に拳を振るったが、片手で掴み止められる。
「へっ…」
「うん、今のは少し驚いたよ。」
悟林の髪が金髪になり、目も碧に染まってカリフラの物より緩やかな黄金のオーラを纏っている。
基本の変身とは言え、カリフラは悟林に超サイヤ人に変身させたのだ。
「予想以上の成長速度じゃない。ちゃんと鍛えた成長速度なら悟飯と肩を並べるかもね…よし、君の場合は上の力を押し付け続けた方が良さそうだ。少し強くなったら少しずつ力の段階を上げてくよ?力の大会が生温く思えるくらい厳し〜い修行になるから、うっかり気を抜いて死なないでよ?」
超サイヤ人3に変身してカリフラとの実力差を大きく広げる悟林。
カリフラの成長度合いによって更に力の段階を上げていくと言っていることから流石のカリフラもこれが力の一端と見せつけられて引き攣った笑みを浮かべる。
「これで全然って…お前って規格外過ぎねえか?」
「そりゃあ、子供の頃から厳しい修行してるからねえ。君は素質はあるけど体が貧弱すぎる。そんな状態で超サイヤ人3になってもすぐにガス欠になるよ。やるなら徹底的にさ…覚悟はいいね?」
「上等だ!来やがれ!!」
悟林の姿が掻き消えたと思った瞬間、カリフラの腹に突撃の勢いと無駄を極限まで削いだ拳が叩き込まれる。
「ご…っ!?」
通常状態とは比べ物にならない重い一撃にカリフラは悶絶して通常状態に戻る。
「え?もう終わり?呆気ないなぁ…この程度で参るなら超サイヤ人3よりも上の力なんて到底無理。諦めなさい」
変身を解こうとする悟林にカリフラは再び超サイヤ人2に変身すると立ち上がる。
「勝手に終わらせんじゃねえ…あたしはま
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