第6宇宙の女サイヤ人
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サイヤ人3の超パワーに圧倒されるカリフラとキャベ。
そして悟林は通常状態に戻るとそのまま構える。
「さあ、始めるよ?」
「何で変身を解くんだよ…?」
「私に変身してもらいたいなら、力ずくでさせてみなよ。もし、君が私に変身を選ばせる実力ならしてあげる」
「舐めやがって…!絶対にさっきの超サイヤ人3ってのに変身させてやらあっ!!」
通常状態で超サイヤ人2のカリフラを相手にすると言う悟林にカリフラの米神に青筋が浮かぶが、絶対に変身させてやると決意して構えた。
「出来るといいねぇ?さあ、カリフラちゃん?おいで」
「舐めてんじゃねえぞ!この野郎!!」
オーラを迸らせながら悟林に突撃するカリフラ。
悟林は笑みを深めて迎え撃つ。
「取り敢えず、危ないから離れて下さい」
「そうそう、姉ちゃんってば本当に手加減しないからさ」
「えっと、あなたもサイヤ人なんですか?」
トランクスと悟天がキャベとケールに下がるように促すと、サイヤ人の特徴を持っていないのにサイヤ人特有の気を持つトランクスをキャベもケールも不思議そうに見上げる。
「あ、はい。地球人との混血ですがね」
「姐さん…」
不安そうに悟林にラッシュを繰り出すカリフラを見つめるケール。
「うーん、素の実力が姉ちゃんが10ならカリフラさんだっけ?あの人は4?それとも5くらいかなぁ?」
悟天は冷静にカリフラの猛攻を軽く捌く悟林と全力のラッシュを仕掛けているカリフラとの実力差を比べる。
「そ、そんな!姐さんとあの人にそこまでの力の差が!?」
「うーん、あくまで僕の予想だけどね?でも見てみなよ、姉ちゃんとカリフラさんの動き」
確かにカリフラは強いが悟林と比べて動きに無駄があり、要らない力が入っているように見える。
幼い頃から厳しい修行をして強敵と闘って優れた師匠に恵まれて鍛えてきた悟林の動きを見ているとカリフラの動きがどれだけ無駄が多いのかが分かる。
カリフラの拳を簡単に手のひらで受け流し、蹴りを両腕をクロスさせながら後方に飛んで威力を殺しながら距離を取り、人差し指をカリフラに向ける。
「当たったら死ぬよ?」
不敵な笑みを浮かべながら指先に小さな気弾を作り出してそのままカリフラに発射する。
「っ!?やべえっ!!」
悪寒を感じたカリフラは防御ではなく回避を選んだ。
その選択は正解であり、あれは気を極限まで収束・圧縮させた凄まじい破壊力を秘めた物であり、もしカリフラが受けていたら木っ端微塵になっていただろう。
そして、悟林はカリフラの回避を先読みしており、真上に移動すると蹴りを脳天に叩き込んで地面に叩き付けると一気に攻勢に出る。
地面に倒れるカリフラに通常
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