第一部 --SAO<ソードアート・オンライン>編--
第四章 クリスマスの夜に…
第26話 シュウの説明
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のスキルの名前の由来は、2の部分を自分の左側に剣を構えながら、左から右の攻撃をする俺の姿を見たときにシリカが決めた。
「分かりました。頑張って覚えられるかやってみます!」
「ああ、頑張れ。短剣でも出来るか不安だけどな」
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説明が終わり、まだあと少し待ちそうなので、シリカが《居合い斬り》の練習をしている最中……俺はアルゴにメッセージを送って情報を聞いていた。
『今、植物の所で先に進めなくて待ってるから、その間に最前線の情報を少しでいいから教えてくれないか?』
するとすぐに返信が来て、
『じゃあ、簡単に今の攻略組のレベルの平均くらいカ?』
と、書いてあった。
『お願いします』
『なら、他の情報はまた今度でいいナ。多分レベルを教えるくらいに、待ち時間が終わると思うヨ』
『そうなのか?』
『多分だけどネ。…レベルの話だけど、今の攻略組の平均は60~63くらいダ(報酬として、今後の為に必要となるかもしれないから、シュー助のレベルを教えてくレ)』
『ありがとう。あと俺は73な』
ついでに言えば、シリカはレベル70。
『そりゃスゴイ! ダンジョン攻略頑張ったんダナ。キリ坊より上だなんテ……おっと口が滑った。これは聞かなかった事にしといてくレ』
ホント、サービスしてくれるな。アルゴが口を滑らせるなんてあるはずが無い。
そんなサービスをしてくれもするから、情報をいっぱい買っているわけで……そう思うと営業上手だな。
それでもサービスをしてくれるあたりで、いい友達を持ったと本当に思う。
俺が感謝を籠めながらアルゴとやり取りをしていたら、アルゴの言った通り、植物たちが動き始めた。
俺はアルゴに時間が来たことを伝えて、再びシリカと一緒に第十五層の奥を目指し始めた。
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