第一部 --SAO<ソードアート・オンライン>編--
第四章 クリスマスの夜に…
第26話 シュウの説明
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スターの場合も攻撃の癖や、AIでどういう風に学習していくかなどを読み取り、先を読むことは可能だ。
「モンスターの先が読めるのは、シュウさんだけですよ…」
「そうか? そんな事ないと思うけど……まぁその話はいいとして、そろそろ俺がよく使うスキルを言っていくぞ」
・《値移行》……《敏捷力》+《筋力値》で素早く動ける。
最近では力加減も分かるくらい使いこなせるようになり、俺は普段からほとんど使用している。
・《体重移動》……剣に自分の全体重を乗せて剣を重くし、モンスターに与えるダメージを増やす。
このスキルは、ソードスキルの硬直時間が無い為すぐに次の攻撃に移れるのが最大の利点だ。
ソードスキルと一緒にも使えて、攻撃力を上げるためにこれも普段から使用している。
・《体重移行》……《値移行》に《体重移動》を加えて、《値移行》より速く動ける。
速さは凄いんだけど、このスキルには弱点があるのでめったに使わない。(※弱点は前話に記入)
・《攻撃移行》……剣を持つ腕を平手打ちの要領で加速させて、攻撃力を増やす。
素早い敵が迫ってきたりして、剣を振るのを速くしたい際に良く使う。
「大体これくらいか。あと《値移行》と《体重移動》は応用が利くから、人を投げたり、攻撃方法のよっては《値移行》の速度をそのままにしながら、《体重移動》で攻撃……なんていうのも可能だな」
「前にやったトーナメントの決勝戦のようにですね」
「そういう事。……さて、あとは《居合い斬り》だ。使い方を説明するからよく聞いといてくれよ」
「はい! 説明、よろしくお願いします!」
最後は俺が作った《システム外ソードスキル》の《居合い斬り》の説明な。分かりやすいように順番で説明するぞ。
1:まずは剣を持つ手首を逆の手で掴む。
2:そのまま剣を腰ぐらいの高さで、地面と水平気味に構える(右側でも左側でもかまわない)。
3:そこから《体重移行》を使って、敵に加速して近づく。
4:その勢いを保ったまま、敵に向って《攻撃移行》で剣を振る。
5:振った剣に《体重移動》を加える。
「これを動作=モーションとして覚えたんだ」
「なるほど、だから《システム外ソードスキル》なんですね」
「あとこのスキルを使うのに重要なのは、[敵との間隔がある程度あいていること]なんだ」
「間隔? それってどのくらいなんですか?」
「最低でも《体重移行》の一歩分が必要だから、力の加減具合で[3~6メートル]位じゃないかな。もちろん全力でやる時は、6メートルかそれ以上だけど…」
…ちなみにこ
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