暁 〜小説投稿サイト〜
ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
冬のある日、動き出す運命。
[1/26]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
閲覧履歴 利用規約 FAQ 取扱説明書
ホーム
推薦一覧
マイページ
小説検索
ランキング
捜索掲示板
ログイン中
目次 小説情報 縦書き しおりを挟む お気に入り済み 評価 感想 ここすき 誤字 ゆかり 閲覧設定 固定
ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ   作:コーラを愛する弁当屋さん

<< 前の話
目 次
次の話 >>
64 / 77
投稿遅くなりすいません!
今話も長文プラス新展開モリモリです!

冬のある日、動き出す運命。

 

 ?? 龍園翔の独白 ??

 

 ……あれは小学校に上がった直後のことだ。  

 

 遠足中に1匹の大きな蛇が現れたんだ。

 

 クラスメイトの1人が見つけると、すぐにクラスは大騒ぎになった。

 

 生徒が泣き叫び、教師達が応援を呼ぼうとしている中。

 俺は手近にあった大きな石を掴み、迷う事なく蛇の頭に振り下ろした。  

 

 別にヒーローになりたかったわけじゃない、単純に怖くもなんともないから殺した。

 

 蟻を踏み潰すのと何ら変わらない、ただの作業でしかない。

 

 教師は危ない事をするなと俺を説教してきたが、そんな事はどうでもよかった。

 

 あの時の俺は、勝利という快感に酔いしれていたからだ。

 

 力尽きた蛇の死骸を見て、俺は愉悦を感じていた。

 相手が自分に屈するその瞬間、脳内には大量のアドレナリンが分泌されてくる。

 

 ……そして気づいたんだ。 

 

 恐怖≠ニ愉悦≠ヘ表裏一体。

 この世界は暴力によって支配されている。

 この世で最も強い力は、振り切れた暴力なのだと。 

 

  ……だが俺みたいな異質の存在は、多方面から敵意を向けられる。  

 

 実際その時以来、内外に敵が大勢出来た。  

 

 時に集団に囲まれてひたすら暴力を受け続けたこともあった。  

 圧倒的な力の差に崩れ落ちたことも何度もある。  

 

 だが、それでもオレは恐怖しなかった。  

 

 どうやって復讐し、逆転するかだけを考え続けたんだ。

 

 それを繰り返す内に最終的には……周りの全てが俺の前にひれ伏していた。  

 

 本当の実力のある者とは、圧倒的な暴力を振える人間、そして恐怖≠克服した人間のことを言うんだ。  

 

 ……だが。実力者になるにしたがって、問題が起き始める。

 

 俺に勝てる奴がいなくなっていき、日々が退屈になっていったんだ。

 

 

 もしもこの退屈をぶち壊して
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ