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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
ぺーパーシャッフルF 〜全ては大空の下で〜
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ストを行う。1時間目に行うのは現代文だ。開始の合図まで用紙を表にひっくり返すことは禁止されているからな、各自注意するように」  

 

 いつもとは違い、茶柱先生が1人1人の机に試験用紙を置いていくようだ。

 

 問題用紙を配り終わると、茶柱先生は再び教卓に戻った。

 

「試験時間は50分。どうしてもトイレを我慢できない場合を除き、途中退室は一切認められないからな」

 

 それから程なくして1時間目のチャイムが鳴った。

 

「では……始めろ」  

 

 茶柱先生の開始宣言を受け、俺達は試験用紙を一斉にひっくり返した。  

 

(さて……どれほどの難易度だろうか)

 

 

 問題をざーっと見回し、Cクラスの設定した試験問題の難易度を確認する。  

 

(……これなら、いけそうだな)

 

 最初から難しい問題が並んでいるが、それでも解けない問題じゃない。

 

 勉強会で取り扱っていた問題が結構ドンピシャだったらしく、ローグループでも落ち着けば解ける問題も少なくないだろう。  

 

 とりあえず、全員がボーダーラインを超える事は不可能ではない事が分かって安心した。

 ペアである佐藤も勉強会には熱心に参加していたようだし、俺も40点以上を取れていれば総合のボーダーラインも超えられるだろう。

 

「……」

(ちらっ))

「……」

 ??カツ、カツ。

 

 隣である堀北の席からは黙々とペンを走らせる音が聞こえてくる。 堀北は勿論心配ないだろう。きっとこの後の勝負に向けてエンジンを温めているのだろうな。

 

「……」

 

 再度試験用紙に目を落とし、机の上に置いてあったシャーペンを手に取る。

 

(……よし、俺もやるか。目標は67点にしよう)

 

 それから半日の間、緊迫の期末試験が続いていった……

 

 

 

 ?? 4時間目終了後 ??

 

 

「……よし。これで今日の試験は全て終了だ。残りの4教科はまた明日行われる。今日はこれで解散とするので、せいぜい試験勉強に励むんだな」

 

 今日最後である数学の試験用紙を回収した茶柱先生は、いつものような激励とは思えない激励を飛ばすと教室から出て行った。

 

『……終わった〜!』

「おい、数学どうだった!?」

「私自信ある! 70点以上は取ったよ!」

 

 茶柱先生がいなくなると、栓が抜けたかのようにクラス中が騒がしくなった。

 

 ??ガサゴソ。

 

「あれ? ツナ君もう帰
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