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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
ぺーパーシャッフルF 〜全ては大空の下で〜
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リーダーらしく、教室の後ろの席でどーんと構えておけばいいのよ』

 

 

「……だけど、最後まで勉強はした方がいいんじゃないか?」

「安心しなさい。さっきしていたのは、全てが頭に入ってるかの最後の確認よ」

「そうか。……で、結果は?」

「きちんと頭に入っていたわ」

「……万端だな」

 

 そんな会話を終えると、堀北は読書の世界へと沈んでいった。

 

「……!」

 

 ふと窓の外へ目を向けると……登校中の綱吉の姿が見えた。横には女子が2人並んでいる。

 

(軽井沢と……佐藤か)

 

「ツっ君、今日はがんばろーね!」

「うん!」

「あ〜、私自信ないなぁ……」

「大丈夫だって! 麻耶ちゃんも勉強頑張ってたじゃない。本番も頑張ろうよ!」

「えへへ、うん! 頑張るね!」

 

 楽しそうに歩いているに3人。勉強会が始まって以降、軽井沢と佐藤は綱吉に絡みに行くことが多くなっているようだな。

 

「……」

 

 その時、ふいに視界の隅に誰かの姿が見えた。……平田だ。

 

 平田は俺の視線に気が付くと、ニコッと笑いかけてきた。俺は席から立ち上がり、平田に方へ近寄った。

 

「……お前も綱吉を見ていたのか?」

「まあね。最近、軽井沢さんは沢田君と一緒にいる事が増えてきたなと思ってさ」

「……さびしいのか?」

 

 まさかとは思うが。平田と軽井沢は偽装カップルとはいえ、ずっと一緒にいれば愛情が芽生えていてもおかしくはない。

 

 その質問に、平田は小声で答える。

 

「はは、違うよ。軽井沢さんが真っ当な男女関係を築くなら、僕はいつだって退くつもりだよ。沢田君なら軽井沢さんを守ってくれるだろうしね」

「……綱吉と軽井沢が付き合えばいいと思ってるのか? ……だが綱吉には」

「分かってるよ。ライバルが沢山いるもんね。今一緒に歩いていた佐藤さんや、他にも数名」

「! 気づいてるのか」

「そりゃあね。あれで気付かない沢田君の方が変だと思うよ?」

「……確かにな」

 

 綱吉の女子からの好意に対する鈍感さは凄まじいからな。

 

「おはよう」

「おはよ〜」

「おはよっ」

 

 平田と会話している内に、綱吉達が教室に入ってきた。そしてそれと同時に、俺達も自分の席へと戻ったのだった。

 

 

 ?? テスト開始時間 ??

 

 ホームルームが終わり、ついにテスト開始時間となった。

 

 教卓に立った茶柱先生が口を開く。

 

「これより期末テ
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