ペーパーシャッフルC 〜大空に集いし新たな仲間〜
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いた。
俺もそのまま席に着く。
鞄から勉強道具を取り出し始めていると、左隣に誰かが座ってきた。
……麻耶ちゃんだ。
「沢田君、私の勉強も見てくれないかな?」
「あ、麻耶ちゃん。うん、もちろんいいよ」
「本当? ありがと〜♪」
「……」
麻耶ちゃんが勉強道具を取り出し始めると、右隣の軽井沢さんも勉強道具を取り出し始めた。
……そして、そのすぐ後。俺の前の席に桔梗ちゃんが座って来た。
「ツ〜ナ君、お疲れ様っ♪」
「桔梗ちゃん! お疲れ様。早速初日から両方出てくれるの?」
「うんっ! なんとなく出ないとダメな気がしたからね♪」
「?」
『……』
桔梗ちゃんは笑顔だが、その裏に黒い何かが見える気がする。
(やばいな。俺、何か怒らせちゃった?)
しかしながら、皆の前でそんな事を聞くわけにもいかないので黙っておくしかない。
「ミドルグループの勉強会はこの机でしよっか? 皆〜、ミドルグループはこの机で勉強するから集まって♪」
桔梗ちゃんが周囲の女子に話しかけると、数名の女子が集まって来た。
元々、俺と桔梗ちゃんでミドルグループを見る事になっていたからちょうどいいな。
始める前に、一応平田君に確認を取ろう。
「平田君、ミドルグループはこっちで始めるね?」
「うん。ローグループもこっちで始めるよ。堀北さんも来てくれたしね」
平田君の隣に視線を向けると、確かに鈴音さんもいる。
鈴音さんも初日から両方参加か〜。
桔梗ちゃんも鈴音さんも頑張り屋だな。俺も見習わないとな!
「よし、じゃあ始めようか!」
『は〜い!』
そして、勉強会・夜の部はスタートした。
〜 2時間後 〜
「ん〜! 疲れた〜!」
ローグループの方で、池君が大きく伸びをしながらそう言った。
2時間が過ぎ、今日の勉強会は終了した。
全員が勉強道具を片付け始める。
俺も片付けをする中、麻耶ちゃんが話しかけてきた。
「ね、ねぇ沢田君。この後一緒に帰らない?」
『!』
一緒にマンションに帰ろうと誘ってもらえたようだ。
でも残念、俺にはまだやらないといけない事があるのだ。
……そう、トレーニングというラスボスがね!
「ごめん、俺これからやる事があるか
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