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ペーパーシャッフルB 〜迫り来る嵐の予感〜
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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ   作:コーラを愛する弁当屋さん

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ペーパーシャッフルB 〜迫り来る嵐の予感〜

 

 俺抜きでの作戦会議の数日後、その日の最後の授業はホームルームだった。

 

 なので平田君と鈴音さんが茶柱先生に許可を取り、ホームルームを丸々ペーパーシャッフルについての話し合いに使わせて貰えるようだ。

 

 一応鈴音さんからはこの前の作戦会議ので決まった事は聞いてはいるが、他のクラスメイトに説明をするつもりなのだろう。

 

 教卓には平田君と鈴音さんが立っており、この2人を中心に話を進めていくようだ。

 

 全員が2人に注目する中、まずは平田君が口を開いた。



「今日のホームルームは明日の小テストの話し合いを行いたいと思う。僕を含め、数名のクラスメイトで話し合った事を皆に共有して最終決定としたいんだ。まずは、堀北さんから今回の試験でDクラスが取りたい方針を説明してもらおう」

 

 平田君にそう言われ、今度は鈴音さんが口を開いた。

 

「今回の特別試験、なによりもペアの組まれ方が重要になってくるわ。だから、このクラスにおいてベストなペアを作れるように明日の小テストで対策を打とうと思う。……平田君、お願い」

「うん」

 

 平田君は黒板に大きな紙を貼り出した。その紙には、このクラスを4つのグループに分けた一覧表とグループごとにテストで取るべき行動が記載されている。

 

「まず第一に、ペーパーシャッフルにおけるペア決めは、クラスの平均点がバランスよくなるように組まされる。この事は平田君が先輩に確認を取ってくれたから間違いないわね?」

「ああ、間違いないよ」

「そうなると、成績上位者は成績下位者と間違いなく組まされる。だからこのクラスを1学期から今までの全てのテストの成績順に4つのグループに振り分けたの。そして、明日の小テストではこの紙に記載した通りの行動を取ってもらうわ」

 

 紙に記載された行動は以下の通り。

 

 ハイスコア??80点以上を目指す。

 ハイミドルスコア??50点以上70点未満を目指す。 

 ローミドルスコア??答えの分かる問題を1問だけ解く。

 ロースコア??白紙で提出する。

 

 俺の場合はハイミドルスコアだから、50点以上7
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