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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
ペーパーシャッフルB 〜迫り来る嵐の予感〜
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する為。

 

 そして、俺達が深めてきた絆を証明する為に!

 

 

 ?? 翌日、小テスト ??

 

 ついに小テストの時間がやってきた。

 

 小テスト用紙を抱えて教室に入って来た茶柱先生は、教卓に着いてもすぐにはテスト用紙を配ろうとしなかった。

 

 どうやら、テスト前に1つ話があるようだ。

 

「これから小テストを行うわけだが、その前にひとつ報告がある。先日お前達が希望していた対戦相手の選考結果だが……他クラスと被ることはなかった為に承認された。よって、Dクラスの攻撃相手はCクラスとなった」

 

 この間の作戦会議で決まったそうだが、DクラスはCクラスを対戦相手に希望する事になっていた。そして無事にその希望が通ったようだ。

 

 ……だが、逆にDクラスを攻撃してくるクラスはどこになったんだろう?

 

 その答えはすぐに茶柱先生が教えてくれた。

 

「そして、Dクラスに問題を出すことになったクラスだが……そちらもCクラスで決定した。こちらも指名が被ることは無かった」  

 

 ……つまりペーパーシャッフルはDクラス対Cクラス、Bクラス対Aクラスになったわけだ。

 

「理想的な組み合わせね」

「……だな」

 

 後ろの席で鈴音さんと綾小路君が小さくそう呟いた。

 

「さて、それでは小テストを始めるぞ。……くれぐれもカンニング行為はするなよ? たとえ成績に関係なくとも、カンニングすれば容赦ないペナルティを科すからな」  

 

 そう言いながら列の先頭にプリントを渡して後ろに回させる。

 回す間はまだ裏返した状態だ。  

 

「始め」  

 

 茶柱先生の合図でついに小テストがスタートする。  

 全員が一斉にプリントをひっくり返した。

 

「!」

 

 平田君が難易度が低めに設定されているという情報を教えてくれていたけど、本当に簡単な問題ばかりだ。これなら作戦通りにペアを組み事が出来そうだな。

 

 

 

 ?? さらに翌日、ホームルーム ??

 

 小テストの翌日のホームルームで、ペーパーシャッフルにおけるペアが発表される事になった。

 

「それではこれより、期末テストに向けたペアの発表を行う」  

 

 茶柱先生によって、決定されたペアの一覧表が貼りだされて行く。

 

 堀北鈴音ー須藤健。

 平田洋介ー山内春樹。

 櫛田桔梗ー池寛治。

 王 美雨ー佐倉愛里。

 

 ほぼ予定通りのペアが組まれているようだ。

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