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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
体育祭の後A 〜真なる相棒〜
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前で呼び合わない?」

「あ、そういう事ね。うん。もちろんいいよ」

「よかった♪ じゃあ、綱吉君って呼ぶね?」

「うん。じゃあ俺は帆波ちゃんって呼ぶよ」

「うんっ♪」

 

 嬉しそうにニコニコしている帆波ちゃん。

 そんなに嬉しがられると少し照れてしまうな。

 

 ??ガララ。

『!』

 

 その時、再び保健室の扉が開いて1人の男子生徒が中に入って来た。

 ……綾小路君だ。

 

「……沢田、起きたんだな」

「綾小路君。うん、ごめんね? 迷惑かけたよね」

「気にするな。お前のおかげでDクラスは最下位を免れたんだからな」

「! 本当? 最下位を脱出できてたの!?」

 

 そういえば、リレーが終わってすぐに倒れたから最終的な結果はまだ知らなかった。

 

「あ、私写真撮ってあるよ。最終結果の!」

 

 帆波ちゃんは学生証端末を操作して、一枚の写真を見せてくれた。

 

 それは、各クラスの黒板に貼り出された結果を記載した紙の写真だった。

 

 

 優勝組 赤組

 

 最優秀生徒賞 1年Dクラス 沢田綱吉

 

 最優秀クラス 2年Aクラス

 

 学年別最優秀生徒賞

 

 3年 Aクラス 堀北学

 2年 Aクラス 南雲雅

 1年  Bクラス 柴田颯

 

 1年生クラス順位

 

 1位 Bクラス

 2位 Cクラス

 3位 Dクラス

 4位 Aクラス

 

 最終結果としては、目標であった最優秀生徒賞を獲得。

 そしてクラスも最下位になる事は防げたようだ。

 

 ……でも

 

「……そっか。須藤君は学年別最優秀賞取れなかったか……」

「ああ。残念ながらな」

「? 何かあったの?」

「あ。……ううん。男の話ってやつかな?」

 

 須藤君の名誉の為にもここは話を濁しておく事にした。

 

「ふ〜ん。……あ、私もう行くね? 生徒会の仕事あるし」

「あ、うん。お見舞いありがとうね」

「いいのいいの♪ 友達だもんねっ。じゃあ2人共またね? あ、綱吉君は明日からもよろしくね!」

 

 そして、今度こそ帆波ちゃんは保健室から出て行ってしまった。

 

「……一ノ瀬って、生徒会に入ったのか?」

「うん、最近入ったんだって」

「そうか……」

 

 少し意外そうな顔をしている綾小路君。

 あ、俺も入る事になったって言っておかないとだよな。

 

「綾小路君あのね。実は、明日か
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