夏休み最終日、episode of pool.
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ね、記念撮影した後に、アルロちゃんに声をかけられたの」
「アルロに?」
「うん」
(アルロが何でみーちゃんに?)
「何か用があったの?」
「うん。それがね、私に両親とのビデオ通話をさせてくれたんだよ」
「! ボンゴレで保護しているご両親に?」
「うん。アルロちゃんが本部に頼んでくれたんだって。それで、アルロちゃんが持ってるパソコンでビデオ通話させてくれたんだ」
アルロ、そんな事してくれてたんだ。
今度電話でお礼を言っておかないとな。
「ご両親は元気だった?」
「うん。元気だし心配ないって。今はボンゴレ本部で働かせてもらってるみたい」
「そっか。良かったね、みーちゃん」
「ツナ君のおかげだよ。本当にありがとう」
「いいよいいよ。みーちゃんは大切な友達だしね」
「えへへ。あ、そうだ。お父さんとお母さんが、私達が卒業したら真っ先にツナ君にお礼を言いに来るって」
「ええ? そんなのいいのに」
「どうしてもお礼が言いたいみたい。良かったら受け取ってあげてほしいな」
「ん〜、みーちゃんがそこまで言うなら。分かったよ」
「うんっ、ありがとう! じゃあまた明日ね!」
「うん、また明日」
??ピッ。
よし、これでみーちゃんもOKと。
みーちゃんの安全も確認できたし、一石二鳥だったな。
じゃあ次は……堀北さんいってみるか。
ラスボスにしたら余計に緊張しそうだし。
というわけで、次は堀北さんに電話をかける。
??プルルルル、プルルルル、ガチャ。
「……もしもし?」
「あ、堀北さん。今大丈夫?」
「ええ。問題ないわ」
「それなら良かった。あのさ、明日一緒にプールに行かない?」
「嫌よ」
「……」
にべも無い即答。
これぞ俺のパートナー・クオリティーさ。
しかし、俺も諦めるわけにはいかない。
呼べないと、何かアスファルトでプロレス技をかけられる気がするし!
「……そこをなんとか!」
「嫌よ」
「……お願いだから!」
「嫌よ」
「……」
取りつく島もないとはこの事か?
何を言っても「嫌よ」としか言わなそうだ……
どうしたものかと考えていると、なぜか堀北さんの方から声をかけてきた。
「……ねぇ。どうして私を誘うの?」
「え?」
「断られるのは目に見えてたでしょう?」
「……うん。悲しいけど」
「なら、どう
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