夏休み最終日、episode of pool.
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」
「もちろん! 泳がなくても遊べる事は沢山あるよ」
「そっか。……じ、じゃあ行ってみようかな」
「本当? ありがとう! 集合時間は8時30分、プール前に集合だから」
「わ、わかった」
「じゃあ、また明日ね」
「うん、また明日」
??ピッ。
よし。これで佐倉さんもOKと。次は堀……いや、先にみーちゃんを誘ってみよう。
(別に堀北さんに秒で断られるのを恐れているわけではない。なんとなくみーちゃんから先に誘いたくなっただけだ)
心の中で意味のない言い訳をして、みーちゃんに電話をかける。
??プルルルル、プルルルル、ガチャ。
「もしもし、ツナ君?」
「みーちゃん。あのさ、明日って予定ある?」
「明日? 別に何もないよ」
「じゃあさ、一緒にプールに行かない?」
「プール? 明日まで開放されてる所?」
「そうそう。クラスメイト何人かで行くんだけど、良かったらみーちゃんもどうかなって」
「……ツナ君以外にも男子がいる?」
「え? うん、4人いるけど」
「……女子は?」
「男子と同じく5人集めるつもり。今は桔梗ちゃんと佐倉さんが参加する事になってるけど、あと軽井沢さんと堀北さんも誘うつもりだよ」
「! そっか。ツナ君と軽井沢さんがいるなら行こうかな……」
(あ、そういえば……みーちゃんって男子が苦手なんだっけ。完全に気にしてなかった)
みーちゃんごめん。次に誘う機会があったらちゃんと配慮します。
「ありがとうね。明日は、8時半にプール前に集合する事になってるから」
「うん、わかった」
「じゃあまた明日ね」
「うん。また明日……」
「あ! ごめん、待ってみーちゃん!」
電話を切ろうとしたけど、ある事を思い出して慌てて制止する。
「ツナ君、どうかした?」
「うん……あのさ。バカンスから帰ってきてからも、小狼君や山内君に何かされたりしてない?」
「! うん、大丈夫だよ。接触もしてこないし」
「そっか、よかった」
みーちゃんが小狼君に何かされてるんじゃないかと思ったけど、大丈夫だったようだ。船上試験中の警告が効いているみたいでよかった。
これなら今後も大丈夫そうだ。
あ、でも用心に越した事はないよね。
「もし怖い事があったら、いつでも言ってね」
「うん。ありがとう。……あ、そうだ」
「? どうしたの? 何かあった?」
「そういえば、ツナ君に言ってなかったんだけど」
「何?」
「実は
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