表マフィアランドにてA
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」
「くらえ〜!」
??ボウっ!
『!』
2人が念じ始めると、すぐにリングに炎が灯った。
「わぁ。やったねハルちゃん!」
「はいっ、京子ちゃん!」
「ふっ、よくやった」
(2人には高いホスピタリティー力がある。予想通りリングと相性がよかったんだな)
試練を突破したので、俺は2人が姉妹校に入学できる様に推薦状を出したんだ。
?? ツナ side ??
「……」
「分かったか? 2人の覚悟が」
「……でも、姉妹校にいたんじゃ守る事ができないし」
「何言ってんだ。姉妹校には3人もお前の守護者達がいるだろ」
「!」
そう言われて獄寺君達の顔を見回すと、3人共笑って頷き返してくれた。
「……」
「昔、お前に言われた事があったよなぁ」
「……なんだよ」
「T世ならこう言うはずだ。仲間を見捨てる様な奴にボンゴレを任せられないってな」
「!」
「いくら安全の為だからって、お前を大事に思う京子とハルを拒否するのか?」
「……だけど、Dスペードとエレナの事を考えると」
「お前の近くにいたら危険だからか?」
「……そうだよ」
「だったら、2人の為に最高のボンゴレを作ってやればいいじゃねぇか」
「! 最高のボンゴレ?」
「忘れたのか? お前がボンゴレ]世になる事を決めた時に言ってただろ?」
「……」
「最強のボンゴレを作って、エレナの様な人物を二度と出さない様にしたかったDスペード。弱き者を助け、常に弱者に寄り添う当初のボンゴレに戻したかったT世。その2つの意思を継ぎ、弱者だけじゃなく全てに寄り添い、大空の下に存在する全てを正しい道に導く、最高のボンゴレ≠目指す!……ってな」
「っ!」
リボーンのその言葉が心の奥深くに突き刺さった。
(そうだ。俺が目指しているのはそんなボンゴレだよ)
「……ありがとう、リボーン。目的を思い出したよ」
「世話が焼かすな、このダメツナが」
??ドスっ。
腹にリボーンの拳が減りこんだ。
「ぐっ……ごめん」
痛みに耐えながら、俺は京子ちゃんとハルに頭を下げた。
「ごめん京子ちゃん。ごめんな、ハル。2人の気持ちを無視して否定ばっかりして」
「ツナ君……」
「ツナさん……」
「俺に付いて来てくれてありがとう。お返しに、俺は君達を絶対に守り切ると誓うよ」
そう言うと、京子ちゃんは笑顔で頷いて
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