表マフィアランドにてA
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ホンと咳払いをして、ラル・ミルチが続ける。
「とにかく、ジョーコの調査についてはCEDEFに任せとけ。俺から家光に連絡しておく」
「そうだな。高度育成高等学校の防衛の事もよろしく頼む」
「ああ、わかっている。沢田が落とした飛行船の砲台を調べれば手がかりが掴めるだろう」
(うん。一番大事なのは、またジョーコファミリーが攻めて来た際に、高度育成高等学校の皆を巻き込まない事だよ)
というわけで、ジョーコファミリーについては保留となった。
その後、俺達はリボーンに連れられて、怪我をした姉妹校の生徒達がいるというホテルへとやって来ていた。
「怪我した生徒達は大丈夫なの?」
「ああ、今治療中だ。医療班期待の新星達がな」
「?」
リボーンが入って行ったのは、ホテルの客室の一つだった。
??ガチャ。
客室は3人部屋だった。3つのベットに3人の生徒が寝かされており、その傍らには京子ちゃんとハルが立っていた。
「京子ちゃん! ハル!」
「あ、ツナ君。無事に戦いは終わったんだね」
「怪我してなさそうで安心しました〜!」
そう言って微笑む2人。
「お前達、今から治療する所か?」
「リボーン君! うん、そうだよ」
「そうか、だったらツナにあ・れ・を見せてやってくれ」
「はひっ!? あれをですか!?」
「す、少し恥ずかしいな……」
あれと言われて少し顔を赤らめる2人。
(あれってなんだ? ていうか、2人が怪我人を治療してるのか)
「自信持て、とっても似合ってるんだからな」
「そ、そう?」
「リボーンちゃんにそうまで言われたら、やるしかないですね!」
そう言うと、2人はブレザーのポケットから何かを取り出した。
(……指輪? え、リング!?)
2人は取り出したリングを指にはめた。
すると、京子ちゃんのリングには晴の炎が、ハルのリングには雨の炎が灯った。
そして……その炎の中からアニマルが2体飛び出して来た!
『くぅ〜、くぅ〜』
『キュー、キュー』
「!?」
「ミーヤキャットとカワウソだな」
ミーヤキャットは京子ちゃんの肩に乗り、カワウソはハルの肩に乗った。
「私の友達、晴ミーヤキャットの『きなこ』だよ♪」
「この子は私の相棒、雨カワウソの『こむぎ』です!」
「2人もアニマルリングを!?」
驚い
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