暁 〜小説投稿サイト〜
ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
表マフィアランドにてA
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FVに抑えたとはいえ、落下するだけか。相当頑丈な飛行船の様だな)

 

 ツナは飛行船の落下した地点へと降り立った。

 

 

 その様子を見ていたリボーンはニヤリと笑った。

 

「どうだコロネロ。腕は落ちてねぇだろ?」

「はいはい、さすがだなコラ!」

 

 

 ツナが飛行船の落下地点に着陸すると、獄寺と山本も同時に到着していた。

 

「10代目!」

「ツナ」

「! 獄寺、山本 そっちも終わったか?」

「はい!」

「ああ、一撃で沈めたぜ」

「ふっ、そうか」

 

 2人と合流したツナは、飛行船を観察し始める。

 

「10代目、さっきホテルに発射されていたのは死ぬ気の炎でしたよね」

「ああ。零地点突破・改で吸収できたし、それは間違いないだろう」

「でもよ、なら何で戦闘員の奴らは炎を使わないんだ?」

「……確かにな」

 

 ツナは獄寺と山本に担当した敵の戦力を確認したが、一瞬で終わった為に何もわからなかったらしい。

 

「でも、あいつらからは死ぬ気の炎のオーラを感じなかったな」

「俺もだ。強そうにも見えなかったぜ」

「……だな。飛行していた奴らも、炎で飛んでたんじゃなく、何かの機械で飛んでたみたいだ」

「……ルークに炎を扱わせるわけがないだろ?」

『!』

 

 3人の会話に誰かが乱入した。

 その声は飛行船の方から聞こえてきていた。

 

「……誰だ?」

「……憤怒のラビアス。お前に吸収されたのは俺の炎だ。ボンゴレX世」

 

 落下した飛行船の上に、赤と黒のメッシュで黒服の男が立っていた。

 ジャケットの襟の部分に馬の形をした銀のバッジをつけている。

 

 その男に獄寺君が突っかかった。

 

「憤怒のラビアスだぁ? ていうか、なんでジョーコファミリーが死ぬ気の炎を扱えるんだぁ!?」

「……とある天才科学者のおかげ、とでも言っておこう」

 

 そう言うと、ラビアスは右腕を前に出した。そして、右腕に死ぬ気の炎を灯した。

 

「! その炎は……」

 

 ラビアスの灯したその炎は、光球の様な炎だった。

 その炎によりジャケットの右腕の先端部分が消え去り、中から奇妙な機械がくっ付いている腕が見えた。

 

「憤怒の炎だと!?」

「XANXUSと同じ炎か!」

(あの機械……なんだ?)

 

「今日はボンゴレX世の実力を確かめに来ただけだ。もう用は済んだし、俺は帰らせてもらおう」

「はぁ? 逃すと思ってんのか?」

「獄寺の
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