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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
表マフィアランドにてA
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(……あの砲台の中で、膨大な死ぬ気の炎が溜め込まれている気がする!)

 

 ツナが超直感で感じたのは砲台から漏れ出している死ぬ気の炎の気配だった。

 

(膨大な死ぬ気の炎では、クロームの結界でも防ぎきれないかもしれない)

 

 

 

 ツナの様子を見て2人は怪訝な顔をしていた。

 

「……コロネロ。あの砲台」

「ああ。死ぬ気の炎の気配がするぜ」

「……なんでジョーコが死ぬ気の炎を使えるんだ。この時代ではまだ死ぬ気の炎はあまり知られてねぇはずだろ。それにリングだって作られてねぇはずだ」

「……さあな」

 

 2人がそんな話をしていると、ツナが中央のホテル前に到着した。

 

「間に合った!」

 

 ??ブオン。キュイイイイ。

 

 ツナが後ろを振り返ると同時に、砲台に高密度のエネルギーが蓄積されていく。

 

(来るか……)

 

 ??ドカーン!

 

 溜め込まれていたエネルギーが赤い炎となって一気に放出される。

 Xバーナーの半分程度の炎圧だが、嵐の炎だから当たれば霧のカーテンコルティーナ・ネッビアは消えてしまうだろう。

 

(……これは、あれを使うか)

 

 ツナは迫り来る炎に備えて、両手を体の前で構えた。

 

「……死ぬ気の零地点突破、改!」

 ??バアアン!

 

 両手を構えるツナに炎が直撃する。

 そして、その炎は全てがツナのエネルギーとして吸収されていった。

 

 砲台の炎で回復したツナは、ガントレットから炎を最大出力で放出して飛行船へと近づいていく。

 

「……今度はこっちの番だな」

 

 そして、飛行船まであと5mくらいという所まで近づくと空中で停止する。

 

「……オペレーション、Xイクス」

『了解シマシタ、ボス。X BURNERイクス・バーナー発射シークエンスヲ開始シマス』

 

 プログラムが作動すると、ツナは後方に右手を構える。

 

『ターゲットロック。ライトバーナー炎圧上昇、10万FVフィアンマボルテージ!』

 

 そして、ツナは左手を体の前で構えた。

 

『続イテ、レフトバーナー炎圧上昇……10万FV! ゲージシンメトリー! 発射スタンバイ!』

 

「……X BURNERイクス・バーナー!」

 

 左手のガントレットから強力な剛の炎が放たれる。

 

 X BURNERイクス・バーナーが直撃した飛行船は、飛行能力を失って地面へと落下していった。

 

(……10万
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