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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百七十六話
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悲しいほどに、嬉しいよ」











side in

本日の収穫。

レイヴ用”燃料”11人。

ロリsと箒の殺人経験。

それと、箒がヒトとヒト以上の間の壁を突破した。

嬉しくもあり、悲しくもある。

少し前からヒトの粋から逸脱しつつあったが、今回の事は契機となっただろう。

でも、それでも喜びのほうが勝ってしまう。

「なぁ箒。これをどう思う?」

セルピニシア地下のレイヴプラント。

病室のように並べられたベッド。

その上に横たわる、11人の”燃料”たち。

「きっと、これはおぞましい事なのだろうと思う。
人間の魂を燃料に変える禁忌なのだと思う。
でも、倒した敵をただ殺すだけじゃなく、なにかしらの方法で糧にできるのだと思えば」

箒はそこで一瞬止まり、言葉を選んでいた。

「それは自然の食物連鎖と変わらないのかもしれない」

「獣の論理だな」

と、そこで俺と箒をまとめて抱きしめる影。

「それは真理だよ。生き物としての」

束さんが、いつになく優しい声色で続ける。

「生産性なく無為に殺す戦争の方がよっぽど悪だよ。
だからいっくんも箒ちゃんも間違ってない。
愚かな人類より、君たちはより高次に在るんだよ。
誇っていいんだよ。人を超えた事を」
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