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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百七十五話
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私達の側にいる以上。まーちゃん達はいつか必ず人間と戦わなきゃいけなくなる。
それがいつかはわからない。その時に人を殺すことを躊躇って、まーちゃん達が死んじゃうのは避けたい」

「とはいえ早すぎる」

「君が初めて人を殺した時と大して年は変わらないはずだけど?」

「俺のときはもっと遅かった。少なくとも他人を殺したのは」

そこで、ポンと箒が俺の両肩に手を置いた。

「一夏。ここは姉さん達が正しい」

「そんな道理があってたまるか?」

振り返ると、箒がしゃがみこんでいた。

俺の肩に再び置かれた両手と、まっすぐ射抜くような瞳。

「一夏。お前が巻き込んだんだ。諦めろ」

「なっ?」

「お前も万能の存在ではない。それくらいわかっているだろう?」

そう言って箒は俺の胸を叩いた。

先日、貫かれたばかりの胸を。

「わかったよ」

3人に視線を向ける。

「円香。リム。エレン」

「「「はい」」」

「お前たちは、俺の命令で人を殺す。
お前たちは、俺のために人を殺す。
お前たちは、俺を憎んでいい」

三人が頷く。

「ではブリーフィングを始めようか」

作戦はローラー。

扇状の作戦エリア内の敵を虱潰しに撃破する。

班分けは3つ。

シルヴヴァインをヴィッサリオンとフィーネの指揮下2班に分け、ヴィッサリオンの1班にエレン、フィーネの2班にリム。

3班には俺と箒と円香。

束さんは司令塔で指示出し。

バックアップにはミハシラシステムとティルナファシステムの計6基のISコアがつく。

連槍は何かあったときのための遊撃として待機。

1,2班には移動用として随伴でライオットシールド装備のロジコマが2機とオートマトンが6機つく。

基本的に、ロリsには魔法で盾役に徹してもらう。

無駄な足掻きだが、最前面に出したくはない。

敵の位置はメティスサイトで知覚、CADを通しミハシラとティルナファにアップロードし、バックアップ経由で各員に伝わる。

敵は数名捕縛できれば好ましいが、無理に捕縛する必要はなく、殲滅しても構わない。

遠くの敵は3班が殲滅するので、舗装エリア内と周辺5km圏内の敵が1,2班の対象だ。

ブリーフィング後、出撃だ。

1,2班のメンバーがロジコマとオートマトンの把手をつかみ、搭乗する。

「死んでも俺が死なせないから安心しろ。
寿命まで扱き使ってやるから、そのつもりでな!」

シルヴヴァインの面々からのブーイングを聞き流し流し、作戦開始の号令をかける。

「作戦開始!」

イエスマムの返答と同時に、シルヴヴァインの面々が乗った多脚戦車が走り出す。

「キャスト」


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