第一話 集うライダー達その八
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「わかっているわ」
「仮面ライダーのこともか」
「全て」
「知っているわ。そしてね」
女はファイズと戦いながらだ。そのライダー達に話してきた。
「私とこれ以上戦いたければ」
「どうしろというんですか?」
仮面ライダーキバが女に尋ねた。
「そうしたければ」
「私達の世界に来ることね」
悠然と笑ってだ。女はライダー達にこう告げてみせた。
「そちらにね」
「御前達の世界にか」
仮面ライダーイクサが女の言葉に対して返した。彼はライジングモードになりそのうえで魔獣達と戦っている。
「来いというのか」
「そうよ。来ることね」
悠然と笑ったままだ。女はライダー達にまた言う。
「そうすることね」
「それは誘いだな」
仮面ライダーサガ、登が言った。
「そう思っていいな」
「ええ、そうよ」
その通りだとだ。女も悪びれずに返す。
そのうえでだ。ファイズ達を見て言うのだった。
「さて、今から来るわね」
「その通りだ」
「ここで決めさせてもらう」
彼女の左右にそれぞれついたカイザとデルタが答える。
「この状況ならだ」
「倒せない筈がない」
「確かにね。このままだとね」
女も彼等を目だけで見回しながら返す。
「危ういわね」
「だから言ってるだろ」
ファイズがさらに攻撃を仕掛けながら女に言う。
「御前はここで倒す」
「敵は少しでも少ない方がいい」
「どうせ御前以外にもいるんだからな」
「話を聞きたいとは思わないのね」
女はファイズのその攻撃を己の剣で受け止めながら三人に返した。既にjカイザとデルタも攻撃に入っている。今まさに三人の同時攻撃がはじまろうとしていた。
その中でだ。女は言うのだった。
「私達の世界のことを」
「生憎な。そんなつもりはないからな」
ファイズが女に対して返す。
「どうせこれ以上話すつもりはないんだろう」
「確かに。それはその通りよ」
「それに御前がこっちの世界に来られるんならな」
そこからだ。ファイズも察したのだ。
「俺達も御前の世界に来られるな」
「この魔獣達だったな」
「この連中のいる世界にも」
「その通りよ。貴方達仮面ライダーは」
女は平然としてだ。彼等に話してみせる。
「私達の世界にも来られるから」
「そういうことだな。それならな」
「ここでだ」
「倒させてもらう」
三人同時に言ってだ。そのうえでだ。
カイザがだ。二人に言った。
「あれで決めるぞ」
「あれでか」
「一気になんだな」
「この女にはあれしかないだろうからな」
それでだ。ファイズとデルタに話してだ。そうしてだった。
三人のライダー達は同時にだった。
それぞれのポインターでだ。ロックオンした。
赤、黄、そして青の三つの光の
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