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仮面ライダーBLACK RX〜ネオゴルゴムの陰謀〜
第二十二話『平和を賭けた激戦』
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、コウモリ怪人にはびくともせず、返り討ちに会い、撃破される。
「やはり弱った体では限界があったか。」
ソフィルは最初から怪人達の状態を見抜いており、怪人達の攻撃を意にも介さず右腕の槍で貫き、倒してゆく。
「コウモリ怪人、ゴルゴムの誇りはどこへ行った!」
ダロムは迫りくるコウモリ怪人達を破壊光線で倒してゆく。
「お前達が率いていた頃より、今の方がゴルゴムらしいだろ!」
コウモリ怪人達はダロムに噛み付く。
「大丈夫か、ダロム!」
RXは強力なパンチでコウモリ怪人を倒す。
「なんとか、な。」
ダロムはよろめきながらも体勢を立て直す。すると、議員達を逃がしたクラゲ怪人達が戻ってくる。
「ダロム様、コウモリ怪人達はなんとか倒せましが、そろそろ限界です。なので、話していた例の手段を、お願いします!」
クラゲ怪人はダロムにある提案をする。
「お前達…解った。行くぞ!」
ダロムは右手を前に突き出すと、怪人達は高熱を発し始める。
「ダロム、なんのつもりだ!」
RXは驚く。
「南光太郎!今から我らの全エネルギーをお前に与える!我らにはもう、これ以上戦える力は残っていない。その時が来たら、お前に全てを託すと決めていた。」
ダロムはRXに怪人達の生体エネルギーを送り込む。
「ダロム、そんなことをすれば、怪人達は!」
「解っている!だが、これは我らゴルゴムの誇りを賭けた戦いでもある。お前が生きていれば、我らが生きていたことにも意味は生まれる。だから、我らの力を受け取り、必ずネオゴルゴムを壊滅させるのだ!」
ダロムは自身のエネルギーをもRXに送り込む。
「最後に、昔見た夢を叶えてくれたこと、感謝する。」
ダロムはそう言い残し、海の怪人達共々蒸発する。
「なんだ、来たと思ったが、ただの無駄死にだったか。まあ、おかげで殺す手間が省けたってものだ。」
ソフィルはダロム達の覚悟を笑う。
「無駄死にだと?」
RXの拳は震える。
「あれを無駄死にって言わず、なんて言うのだ?」
「ゴルゴムは死んだ怪人達を笑うことは決してしなかった。ソフィル、怪人達の命を賭けた行動を笑うお前、絶対に許さん!」
RXは力強いキックを放ち、ソフィルは右腕で防ごうとするが、槍状の殻は容易く砕け散る。
「何だ、この力は!」
RXの想像以上の力にソフィルは困惑する。
「お前が見下した、怪人達が命を賭けて俺に託した力だ!いくぞ!」
RXはジャンプし、宙で回転し、
「RXキック!」
ソフィルの頭部めがけて必殺のキックを放つが、直撃すると貝殻が砕け散るだけで、致命傷になることはなかった。
「馬鹿め!そこは頭ではない!この腹部こそが、本当の頭だ!」
ソフィルは腹部を指しながら言う。
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