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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
ナメック星編
第九話 超パワーアップと超タッグバトル
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俺様ならお前たちなど簡単に殺せる。」
「それはそうかもしれんな。」
「何?」
あっさりと認めたギニューにベジータはあっけにとられた。
「だが、今ならどうだ?貴様らも消耗しきってるはずだ。それに俺たちは一人一人でも強いが、5人で戦うからこの地位に長い間いられている。それが俺たちギニュー特戦隊だ!」
「流石っす隊長!」
「隊長!あいつらの戦闘力を計ったらベジータが5万、そっちの男が6万です!」
「そうか、ではお前たち!協力してあいつらを捕らえるんだ!」
『おう!』
こうして2VS4のスペシャルタッグ&スクワッドチームが激突するのであった。
「ベジータ、一回勝負の結果はお預けにしてこいつらと戦うぞ。」
「俺に命令するな!こいつらは俺一人でかたずけてやる!」
「ベジータ…今の消耗しているオラ達ならこいつらに勝てねぇかもしれねぇことぐらいわかってっだろ?」
悟空の発言は的を得ていて、特戦隊の奴らは平均的な戦闘力でも今の悟空達を超えていた。たった一人を除き…
「邪魔をするなら先に貴様から殺すぞ?」
「おーい!俺たちを相手に仲間割れしている場合か?」
ギニュー特戦隊の一員が束となってかかってきた。
「こいつは仲間でもなんでもないわあ゛?」
ベジータはリクームの拳を躱して、隙だらけの横腹に拳を入れる。しかし、彼はそれを受け止めたままベジータの顔に膝蹴りを入れた。
「ベジータちゃ〜ん!まだまだいくわよ〜リクームキック!」
悶絶しているベジータに向けて必殺技を放つが、ベジータの像は空に消え、後ろから衝撃を受け、吹き飛んだ。
対して悟空は一人の隊員と戦っていた。
「おめぇ、一人でいいんか?気を読んだ感じじゃあオラにはかなわねぇぞ。」
「なめやがって…今に痛い目に合わしてやる。」
そういうと彼は両手を上げ鶴のようなポーズをした後、「キェー?」と奇声を発した。
その瞬間悟空の体は石になったように動かなくなった。
これは彼の得意技の超能力のうちの一つ。金縛りだ。
(なんだこれ…体が動かねぇ…)
そんな無防備な悟空をあざ笑うかのようにグルドは
「へっへっへ…動けんのか。かわいそうに」といい、近くにあったカナッサの木を超能力で加工し先を鋭くして悟空に向けて超スピードではなった。
(やべぇ!このままだと貫かれちまう!)
悟空が焦っていると、一つの案が浮かんだ。
その間にも木は途轍もない速度で迫ってくる。名づけるならば、【殺人木】といったところか。
(まだだ…もっと近づけて…今だ!)
悟空に木が刺さる瞬間、赤き気の暴風が巻き起こった。
(界王拳?)
その刹那の風圧は木の進行方向を変え、グルドに向けて木が
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