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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
ナメック星編
第九話 超パワーアップと超タッグバトル
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いるらしい。悪人とはいえど心の広さは持っておいた方がいいのにな。
「それは申し訳ない。」
一応悪いのはこちらなので謝っておこう。まあ、すぐにこいつは死ぬからそんな必要はないんだけどね。
「ふん…いつもなら殺しているところだが、俺は用事があるから見逃してやろう。ところでベジータの野郎について知っているか?」
ほう、どうやらナメック星には来たものの運悪くベジータと出会えていないようだ。
「ベジータなら大いに知っているさ。今どこにいるのかもな。」
ついさきほどから悟空とベジータの気がぶつかり合っているのできっと戦いあっているのだろう。
「ほう?それはいい。どれ、教えてもらおうか。」
「いやだと言ったら?」
「貴様を痛めつけて無理やり吐かせるだけだ。」
「では丁重にお断りさせてもらおう。」
「そうか、貴様がいいならそれでもいいだろう。だがしかし、この俺の戦闘力はベジータと同じ18000だ。貴様一人でどうにかできるわけがないだろう。」
そうしてキュイはスカウターに手を当て俺の戦闘力を測る。
「戦闘力5000か。フリーザ軍でいう中級戦士ぐらいだな。」
「なるほどな、つまり俺とお前では3倍以上差があるということだな。」
「そうだ、俺は優しいからチャンスをくれてやろう。もう一度聞く。命が惜しけりゃ、ベジータについて話すんだな。」
そう言われ俺は人差し指を相手に向ける。
「何をするつもりだ?」
俺は人差し指から気を放ち、キュイのスカウターを破壊した。
「返事はこれでいいか?」
「なめやがって…お前は死んだ方がましに思えるぐらいぐらいに痛めつけてやるぜ!!」
「来いよ、ベジータ以下のお間抜け野郎。」
「それじゃあ遠慮なく貴様をなぶり殺しにしてやる?」
キュイは俺に向かって殴りかかってくるが、そのスピードはとても遅かった。
否、それは相手が遅いのではなく、修行によって得た自らのスピードと状況判断能力による錯覚であった。
キュイの攻撃を右手の指だけで右側にそらし、顔に肘内を入れた。
「グハッ…!」
キュイは鼻血を出し、後ずさりをした。
「なんだと…貴様は戦闘力が5000ではなかったのか…?まさか、スカウターの故障か?」
「いや、スカウターは壊れてなんかいねぇ。俺が気をコントロールできる。それだけの話さ。今の戦闘力は…そうだな55000。ちょうどお前と3倍差ぐらいだな。さっき言ったろ?お前と俺とは3倍以上差があるって。」
「な…なんだと?」
「俺も用事があるんでな。お前の用は地獄で済ませてもらおうか。」
俺は右手をキュイに向けて構える。
「ちょ…ちょっと待ってくれ!お前はどうせフリーザを殺すんだろ?じゃあ俺も仲間に
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