暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第110話 最後の四天王登場!イッセーVSゼブラ、兄弟喧嘩勃発!
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 私達はラブ所長の後についていっていますがこの辺りの通路は今までより濃い血の匂いがしますね。


「まあ会長の指示だし仕方ないわよね、ゼブラちゃんは犯した罪も大きいけどイッセーちゃんに負けないくらい新しい食材を発見したっていう功績も持ってるの」
「えっ、そうなんですか?」
「ほぼ全てが非公式だけどな、ゼブラ兄はそういった報告は一切しないから後になってIGOが気が付くってパターンが殆どなんだ。まあゼブラ兄がそういうのに無頓着だからこそ俺はこの若さで四天王の一人と言われるまで名を上げれたんだ」
「そうだったんですか」


 4000種類の新たな食材を発見して世に広めたイッセー先輩の功績に負けないくらいに食材を発見しているんですね、ゼブラさんは。


「ブフォーッ」
「えっ……きゃああっ!豚の化け物だわ!」


 ティナさんが豚のような猛獣を見て祐斗先輩に抱き着きました。いきなり物陰から出てきたから私も驚きましたね。


「この猛獣はランクBの処刑獣『鉱鎧キバブタ』です」
「処刑獣?そいつが普通にいるって事はこの辺りは……」
「ええ、処刑場になります」


 オーバンさんは猛獣の情報を教えてくれました、それを聞いたイッセー先輩はこの辺りが何なのか気が付いたようでオーバンさんは処刑場と言いました。


 なんとこの辺りは罪人を処刑する処刑場だったのです、通りで血の匂いが濃いと思いました。


「この処刑場はハニープリズン『刑のフルコース』のメインデッシュに当たる場所よ。『極刑』を受けた囚人は刑のフルコースとは別に直接この階に送られるの、つまりこの階にある牢獄に入っている囚人は全て死刑囚ってわけ」
「ふえぇ、この階全部の牢獄にいる人は死刑されちゃうんですね……」


 ラブ所長の説明にギャーくんは涙目で答えました。ここは死にもっとも近い場所ですから意識してしまいますね……


「ここは死刑囚以外にも一時的に危険な猛獣や生物を収監しているの。前にも凶暴な鳥人間の子供をぶち込んだわね」
(鳥人間?それってもしかしてニトロの事でしょうか?聞いてみたいけど一龍さんから無暗に聞いたり話したりするなと言われているんですよね……)


 ラブ所長の話に出てきた鳥人間が気になりました、先輩も同じような顔をしています。


 もしかしたらニトロの事かと思いましたが一龍さんから下手に話したりするなと言われています。


 ラブ所長がそこまで話を知らなかったら約束を破ってしまう事になるので後で一龍さんに聞いてみましょう。


「じゃあゼブラ兄も同じように収容されているって事ですね」
「ゼブラちゃんは処刑されてるわよ」
「ええっ!?……ああいやそういうことか」


 ポロっと
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