世界復興祭編
復興祭
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「え!?私に聞くの!?」
この大魔闘演武に誰が出るのかという問題。もちろんただ出場するだけではなく、ギルドの名前を背負っている以上敗けは許されない。そんなプレッシャーがあろうとも自信に満ち溢れている俺たちは誰一人として引くことはない。
「何人が大会に出れるんですか?」
「ルールブックを見ると、前回の時と基本は同じね」
ということは1チーム6人構成にリザーブ枠が1人といった感じか。うちは実力者が揃っていることもあり、狭き門になりそうだけど、せっかくなら俺も参加したい。そう思っていると、マスターがわざとらしい咳払いをしたことで、何か伝えることがあるのだと思い全員が静まり返る。
「実はもう一枚紙が入っていてな。そこにはこう書かれておる」
果たして何が書かれているのかと全員が息を飲み彼の言葉を待つ。マスターが次に放った言葉は、ギルドの雰囲気を真っ二つに分けるものだった。
「有名な魔導士の多い妖精の尻尾には二チーム参加してほしいこと、そして可能であればこのメンバーを参加させてほしいとのことだった」
フィオーレ一ということもあり国はもちろん、依頼でも呼ばれることが多いうちのギルドは結果的に世界中で知る人がもっとも多い魔導士ギルドとなった。それもあってか運営側も色々と考えているらしい。
「Aチーム!!ギルダーツ!!」
「俺か」
最初に呼ばれたのはギルダーツさん。彼は妖精の尻尾最強の魔導士だし何より色んな所に依頼で向かうことも多いため、知っている人も多くいるから当然の選出といえる。
「ラクサス!!」
「メンドくせぇな」
続いて呼ばれたのはギルダーツさんと同じく最強候補の呼び声のあるラクサスさん。俺たちが100年クエストで不在の間、代わりに色んな国に行っていてくれたとのことだったし、実力的にも申し分ないだろう。
「エルザ!!」
「うむ」
静かに頷く緋色の剣士。以前優勝した時の大魔闘演武でMVPを獲得しているし、何よりも花のある彼女は外せない。
「ナツ!!」
「おっしゃあ!!」
高々とガッツポーズを掲げるナツさん。以前戦ったアテナにイシュガルでもっとも有名な滅竜魔導士と言われていたらしい彼も知名度的に外せないだろう。
「グレイ!!」
「ま、当然だな」
そうは言いつつもどこか安心したような表情のグレイさん。彼も実力的にも申し分ないけど、ただ、彼の脱ぎ癖が発動すると絵面的に大丈夫なのだろうか?そこだけが心配だ。
「最後は・・・ガジル!!」
「何!?」
最後の六人目。俺は呼ばれる準備が出来ていたのにまさかの選出はガジルさん。予想外の名前に思わず声が漏れると、後ろから眉間にシワを寄せた彼が近付
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