第二章
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後
「凄くね」
「勉強になったの」
「ええ」
そうだというのだ。
「恋愛も性も色々あるのね」
「このお店の恋愛はかなり特殊だから」
美菜子はそこは断った。
「売られている漫画にある」
「NTRとかSMはなのね」
「そうよ」
「エルフとかサキュバスとか触手とか」
「全部そうだから」
「ゲームも売っててやらせてもらったけれど」
今度はこの話をしたのだった。
「ハーレムもなの」
「リアルじゃないから」
美菜子は必死の声で否定した。
「言うけれどね」
「そうなのね」
「そうよ。というか普通の本屋さんの雑誌コーナーにある様な」
「女性雑誌ね」
「そこにある様なものが普通で」
それでとだ、美菜子はさらに言った。
「こうしたお店のはね」
「特殊なのね」
「そうよ、どんな勉強してるかと思ったら」
「ここがいいって聞いて」
インターネットで調べてというのだ。
「何度か入らせてもらったけれど」
「ここは特殊だから」
「普通の本屋さんでなのね」
「そこに入ってね」
そしてというのだ。
「女性雑誌とかで勉強してね」
「恋愛とか性のことは」
「そうよ、物事は何でも普通と特殊があって」
「ここは特殊ね」
「特殊も特殊よ」
美菜子の声は必死なままだった。
「だからね」
「普通の本屋さんね」
「そっちに行くのよ、まずは」
「そうなのね」
「全く、どういった勉強するかと思ったら」
「凄く勉強になったわ」
「なってもよ」
美菜子はあくまで何でもないという口調の紗友里に返した。
「参考書も色々でしょ」
「その参考書によって違うわ」
「だからね」
それでというのだ。
「いい参考書というかね」
「普通の参考書ね」
「それ紹介するから」
こう言ってだった。
美菜子は紗友里を普通の本屋に連れて行きそうしたサイトも紹介した、すると紗友里はそうした方面の正しい知識を学んだ、だが。
「ああした恋愛や性も面白いわ」
「面白くても表には出さないでね」
美菜子の言葉は今度はこうしたものだった。
「いいわね」
「そうしたものね」
「そう、くれぐれもね」
厳しい口調で言った、そして紗友里にさらにそうしたことを言っていった。すると紗友里は徐々に変わり。
三つ編みをほどいてセットした長い髪の毛になり眼鏡をコンタクトにして。
「変わった?私」
「うん、凄く可愛くなったわ」
美菜子はその紗友里に笑顔で応えた。
「本当にね」
「そうなのね」
「それじゃああとはいい人とね」
「素敵な恋愛することね」
「それでいい人っていうのはね」
美菜子は今度はそちらの話をしようと思った、そしてだった。
紗友里にいい人を紹介した、すると紗友里はその人とこれまで得た知識
[8]前話 [1]次 最後
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ