少女の気付き
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イヤー》?
「あいつらの・・・」
「愉快なものたちなれど・・・我がギルドの仲間を傷つけた敵・・・覚悟」
彼が刀に手をかけた瞬間、エルザさんが剣を構えて立ち塞がる。さすがの反応速度を見せた彼女はその剣を受け止めたのだが・・・
「ぐあっ!!」
スザクさんの刀はそれを真っ二つにし、彼女の身体を切り裂いた。
「なっ・・・」
「エルザ!!」
「きゃあああ!!」
「お・・・お前!!」
「ウソだろ!?エルザが一撃で!?」
彼女が対処できないほどの太刀を入れてきたスザク。俺たちは倒れた彼女に駆け寄る。
「我が剣に反応した・・・だと?」
「ふざけんなよ!!」
不意打ちを咬ましてきた彼に怒りの炎を拳に纏った火の竜が向かっていく。
「よせ!!ナツ!!こいつは格が違う!!」
嫌な予感を感じ取ったグレイさんが彼を止めようと叫ぶが止まらない。でもナツさんは怒れば怒る程力を増すタイプ。もしかしたら・・・
ザンッ
淡い期待を抱きながら二人の方を見た俺だったが、スザクの攻撃はこの目で捉えられないほどの速さで彼の身体を切り裂いた。
「ナツー!!」
「いやああああ!!」
「ウソだろ!?」
「こいつ・・・ヤベェぞ」
鮮血を吹き出しながら地面へと伏せるナツさん。スザクは臨戦態勢には見えないが、その構えには隙がなく近づくことができない。
「我がギルドの仇。切り捨て御免」
「おやおや、これは邪魔をしてしまったかな」
そんな俺たちの元に新たに現れたのはセレーネ。その後ろにはガタイのいい女性と凛した姿の女性が付いてきている。
「セレーネ!!」
「どちらが先に私を倒すなどという物騒な話が聞こえたものでな。やれやれ天下の五神竜が狩りの獲物とは全く・・・面白くない話よのぅ」
明らかに殺意を秘めているセレーネの目。それに対しスザクは正体し、戦う構えに入る。
「ナツとエルザのケガがひでぇ!!引くぞ!!」
「はい!!」
「速く!!」
二人が睨み合っている隙に負傷した二人を連れてその場から離れるために走る。だが、それを逃がすまいとセレーネの後ろにいた女性二人が後ろから追いかけてくる。
「あいつら追いかけてくるよぉ!!」
見た目の割に動きが速い二人を振り払うことができない。ただでさえけが人を連れている今の状況では、追い付かれるのは時間の問題か?
「あれは!!」
「え?」
そう思っていた矢先、目の前に水でできた輪っかが現れる。そこから顔を覗かせたのはエレンティア出身のエクシード・トウカだった。
「ハッピー様!!皆様!!こっちです!!」
「トウカ〜!!」
彼女を見るとフニャけた表情を見せるハッピー。彼の隣を走っていたシャルルは不機嫌そうにして
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