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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0054話
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ドウミラー特殊処理班班長のアクセル・アルマーだ。そこの基地所属という事は、先程の通信を聞いていたのだろう? 俺は連邦軍に反旗を翻した者。腐った政治家アルバート・グレイの手足である貴様等の命令など聞ける訳がない!」
「貴様等、やはり反逆者か! 全機、攻撃開始! 連邦の秩序に対する反逆者だ。容赦はいらん。全て撃墜せよ!」

 隊長機の命令と共に、メガ・ビームライフルやスラッシュリッパー、スプリットミサイル、リオン系のレールガン各種が纏めてこちらに発射される。
だが……

「遅い! 念動フィールド全開! ジャマー起動、アダマン・ハルパー、ナイン・テールモード、集中!」

 メガ・ビームライフルやスラッシュリッパーがが念動フィールドに遮られ、スプリットミサイルがジャマーの効果であらぬ方向へと飛んでいく。レールガンの弾はアダマン・ハルパーのナイン・テールモード、すなわち9条の鞭によって撃ち落とされる。
 もちろん全ての攻撃を防ぎきった訳ではない。中には念動フィールドの同一ヶ所に偶然命中して念動フィールドを破った攻撃もあるし、ミサイルの数の多さにジャマーの効果が追いつかないでこちらを狙ってきたものもあった。
 だが精神コマンドの集中の効果で増した集中力により攻撃をギリギリ回避し、装甲を削る程度のかすり傷に押さえ、アダマン・ハルパーの9条の鞭が弾丸やミサイルを斬り裂き、叩き落とす。
 結果として、敵の一斉攻撃を受けたグロウセイヴァーは軽い損傷こそあるものの、ほぼ無傷と言ってもいい状態だった。

「馬鹿な、これだけの集中攻撃を受けて無傷だと? 化け物がっ」

 通信から響いてきた敵隊長の声を聞き、口元に笑みを浮かべながらラミアへと命令する。

「W17、行け。地上の敵は任せる」
「は、了解しました。隊長もご無事で」

ラミアのアンジュルグが量産型Wの操るエルアインス3機を引き連れ地上の敵へと攻撃をし掛けるのを横目に、念動力を全開にしてT-LINKシステムを稼働させる。

「さて、次はこちらの番だ。俺達の反乱。否、革命の贄となれ! T-LINKシステム、フルコンタクト! ファントム!」

 グロウセイヴァーの本体に装備されている12機、クロノスに装備されている16機の計28機ものファントムが射出され、俺の意志のまま自由自在に空を舞う。

「あの数は何だ!?」

 慌てたような声が隊長機から聞こえてくるが、それは理解出来る。この世界にはR-3のストライクシールドやアシュセイヴァーのソードブレイカー等、似たような武器が無い訳ではない。だが、それらとファントムとの圧倒的な差はその数だ。
 リョウトとアヤという、この世界でも指折りの念動力者を吸収して増大した俺の念動力。そして特脳研のT-LINKシステムをベースにしてテスラ研の
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