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『外伝:青』崩壊した世界に来たけど僕はここでもお栄ちゃんにいじめられる
妹の前でお兄様を辱める話
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いい。
だからこうしておむすびを握ったのだけど…。
「ぺっ!なんだいこりゃあ!?」
一口かじったお栄ちゃんがすぐに吐き出す。
「お、お栄ちゃん!?」
「マイマイ…このおにぎりすごく甘いよ…?」
「えっ?」
お栄ちゃんが吐き出したのはおむすびが甘かったからだ。
「マイ…まぁたやらかしたナ?」
「…ごめん。」
どうやら塩と砂糖を間違えてしまったらしい。
お栄ちゃんの言うまたやらかしたとは、前回も似たような失敗をしたことがあるからだ。
肉じゃがが塩辛くなったり、魚の塩焼きが砂糖焼きになっちゃったり、
1度や2度じゃない。
最近の僕は、こういったミスの頻度がどんどん増えていた。
で、
「……マイ。」
お栄ちゃんはついに解決策を考えてきた。
「?」
「仕事、今日は休んだらどうだい?」
僕に仕事を休めることをすすめてくるお栄ちゃん。
「い、いやでも。」
「疲れてるんだ。休んだ方がいい。いや休め。絶対だ。」
訂正。
休めと命令された。
「でもなんで…?」
「最近お前さんのやらかしが目に余るからだ。」
「あ、」
ぐぅの音も出ない。
「ごっほ、だろ?」
「……うん。」
僕がこうなってしまった原因、
お栄ちゃんはすぐにそれを当て、僕はこくりと頷いた。
「何か…別の方法があったんじゃないかなって。僕がもう少しなにか出来ていれば…ゴッホちゃんは自分の命を削ってまであんなことする必要は、なかったんじゃないかって…。」
「……」
「僕の…せいなんじゃないか…」
僕のせいなんじゃないかって。
そう言おうとした瞬間、お栄ちゃんの人差し指が唇にあてがわれる。
「そういうことを言うのはやめろ。ごっほ殿は、自分に出来ることをした。あいつはマイの為に死ぬ気で頑張った。大事な人のお前さんを守るためにナ。
それで自分を責めるのはおかしい話だ。」
「でも…」
「でもも何もねぇ。」
そうしてお栄ちゃんは今度は僕の顎を持ち、くいと上げさせる。
「辛いだろうナ。だから、今夜おれが忘れさせる。」
「……。」
「メスにして、徹底的に犯して、おれのことしか考えられないようにする。」
「……。」
「分かったらはい≠セ。」
「……は、はい…。」
そう約束され、時が過ぎていく…
?
「ははーん、あんな悲しそうな顔してたわりに、随分とやる気じゃないか?」
夜。
寝室でお栄ちゃんを待っていると、思ったよりも早く来た。
薄暗い部屋、ベッドに腰掛ける僕。
すぐにやれるようにと服は着てない。
キャミソールは着用してるけど
「そんなすっけすけのきゃみそおる、いつ買ったんだい?」
着ては
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