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仮面ライダーBLACK RX〜ネオゴルゴムの陰謀〜
第十九話『蜘蛛の巣館を追え』
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でもあるバイク、アクロバッターが駆けつけ、クモ怪人達を跳ね飛ばして撃破する。
 「敵の解析ができました。クモ怪人達の生体反応が著しく微弱です。おそらく、人造的に作られた個体の可能性があります。」
 アクロバッターはクモ怪人が瞬時に撃破されたことから状況を判断し、RXに伝える。
 「そこまで見抜かれてしまうとわね。そのとおり!私を倒さない限りクモ怪人は無限に生み出されるわ!」
 タランチュラ怪人は自身の生体エネルギーを切り離して更にクモ怪人達を生み出し、けしかける。
 「このままではきりがない。アクロバッター、一気に行こう!」
 「了解しました。」
 RXはアクロバッターに乗る。
 「たかだかバイクに乗った程度では何も変わらないわ!クモ怪人、行きなさい!」
 タランチュラ怪人は再びクモ怪人をけしかけるが、RXは抜群の運転テクニックによってクモ怪人の攻撃を避け、パンチによってクモ怪人を撃破し、
 「はぁっ!」
 そのままタランチュラ怪人に対してアクロバッターによる突撃攻撃、アクロバットバーンを放ち、タランチュラ怪人を突き飛ばす。
 「くぅ…このまま敗れるものか!」
 タランチュラ怪人はよろめきながら立ち上がるが、RXはすでに空高くジャンプしており、
 「RXキック!」
 必殺のキックを無防備なタランチュラ怪人に放ち、タランチュラ怪人は爆発し、蒸発する。
 「ありがとう、仮面ライダー!」
 「あのまま、帰れないと思っていたよ!」
 「これでお父さんのところへ帰れる!」
 RXは多くの子供達に囲まれる。光太郎は、それだけ多くの子供達の笑顔と、親子の平和を守ったのだ。悪は子供相手だろうと容赦しない。弱き命を守るため、戦え、仮面ライダーBLACK RX!
 続く

 次回予告
 エピメルが仕掛ける最初にして唯一の作戦。それは自身に流れる膨大な熱を火山に送り、日本全土を灰と火の海にするものだった。自然と命を守るため、エピメルの計画を阻止するのだ!『火山の咆哮』ぶっちぎるぜ!
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