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機動6課副部隊長の憂鬱な日々
第93話:軌道拘置所
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りと開き
俺がここに来て会うことを目的とした人物がゆったりとした歩みで
部屋に入ってくる。
その服装は収監者のものであったが、発せられる威厳というか
オーラのようなものは少しも損なわれていなかった。
その威圧感に俺は思わず立ち上がって敬礼する。

「お待ちしていました。中将閣下」

こうして、俺はレジアス・ゲイズ元中将と初めての対面を果たすこととなった。


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