1章「新しい旅先」
11話「フィオレ地方・フォルシティ 港町でライバル出現?!」
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礼。単に、今日戦った連中の中で、君が一番弱く見えただけだよ」
「・・・」
その言葉が聞こえたマナオは、急に黙るとそっと立ち上がった。
「なんですってぇぇぇ!」
今度は、彼女がベルアへ掴みかかろうとした。
「おっと」
それを寸前で察したヒョウリが、彼女の腕を掴んで止める。
「ちょっと、あんた!今何って言った!」
「今日戦った連中の中で、君が一番弱く見えただけだよ」
「二度も言うんじゃないわよ!」
「君が言って欲しいと言ったのだろう」
「くぅぅぅ」
「落ち着けよ」
ヒョウリは、マナオの腕を掴んで止めようとする。
「全く、年下二人の面倒見るのは疲れるぜ」
ヒョウリが、そう文句を言うとサトシに話し掛けた。
「おい、サトシ。急いでセンターへ行くぞ」
「あ、ああ」
ヒョウリに言われて、すぐさまサトシはピカチュウを抱えて走り出した。
「おい、行くぞ」
「べーーーだ」
マナオは、ヒョウリに引っ張られながら、ベルアに舌を出した。
「ピカチュウ・・・」
サトシは、ピカチュウを抱えたまま、心配な顔をして見つめる。
そのまま、サトシ達は全速力でポケモンセンターへと走った。
「おい、あんた」
「?!」
ベルアが、審判をした女に話し掛ける。
「次は、あんたが相手をしれくれよ」
「そうね。元々、そのつもりだったし・・・始めようか」
彼女は、一度しまったモンスターボールを再び、取り出そうとする。
「そうえいば、自己紹介がまだだったわね。私は、アマネ。さっきも言った通り、この町の住人よ。この町で暴れた貴方を、お仕置きしようと思ったの」
自分の名前を名乗り、取り出したボールと共に彼へと敵意を向けた。
「・・・まさか、クィーン自ら御出座しとは」
「あら、私の事を知っていたの?」
「勿論さ。この町で一番強いのは、誰か調べたよ。1人は、既にこの町にいない元ジムリーダーのトレーナー。そして、もう一人があんただ」
ベルアは、アマネへ指を向けた。
「さて、始めるか。いけ、インテレオン」
「インテ」
ベルアは、先程までバトルをしていたインテレオンを再び、バトルに出してきた。
「その子でいくの・・・手加減はしないわよ。行きなさい、ジュカイン」
「ジュゥ!」
アマネが出したポケモンは、(みつりんポケモン)と呼ばれるくさタイプのポケモンだった。水タイプのインテレオンとは、相性が良い為、ベルアには不利な相手となる。それを互いに理解は無論しているだろう。すると、アマネがベルアに説明を始めた。
「一応、言うわ。この子が、私の相棒なの。貴方にとって、相性が悪くても・・・問答無用で勝たせて貰うから」
トレーナーとしてのプライドとして、相性で選んだのではないと教えるアマネ。それに対して、ベルアは全く気にもせずに、答えた。
「そんな事、ど
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