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<ポケットモンスター トライアル・パレード>
1章「新しい旅先」
11話「フィオレ地方・フォルシティ 港町でライバル出現?!」
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と言う程の小さいものだった。
「まぁ。これでもポケセン位はあるけどな」
「前回のが、大きすぎたからそう見えているのかもしれませんね」
「あぁ、確かに。けど、いいさ。ピカチュウ、マナオ。明日は、頑張るぞ!」
「ピッカ!」
「はい!」
サトシが右拳を振り上げると、ピカチュウとマナオも同じように上げた。
「よし。それじゃあ、センターへ行くぞ」
そうして、予定通りのポケモンセンターへ向かおうとした時。
「ねぇ」
「ん?」
突然、サトシ達に話しかける人物が居た。
サトシ達が、振り向くと会場を歩いている一人の少年がいた。
「君達も、明日の試練の挑戦者?」
少年は、顔と体から見て、サトシとそう変わらない年齢に見えた。
「そうだけど」
少年からの質問に答えるサトシ。
「俺は違うが・・・誰?」
ヒョウリは、少年にそう言って誰なのか問いた。
「あっ、ごめん。僕の名前は、リヒト。君達と同じ、ベストカップへの挑戦者だ」
リヒトと名乗る彼は、挨拶をして、椅子から立ち上がった。
「俺は、マサラタウンのサトシ。こっちは、相棒のピカチュウ」
「ピカピカ」
サトシも自己紹介を返して、ピカチュウもサトシの肩から挨拶する。
「私、マナオです」
「・・・ヒョウリだ」
他の二人も続いて自己紹介をした。
「宜しく。いやぁ、明日の試練の会場を事前に見たくなってね。それで、周りを回っていたんだ」
リヒトが笑いながら、そう答えるとサトシも話す。
「俺達も気になって、下見に来たんだよ」
「そうか。まぁ、当然かもね。事前に下見して、気分も落ち着かせたいし」
「そうだな」
「ねぇ、サトシ。僕とバトルしないか?」
「え?」
突然、リヒトからバトルの誘いを受けたサトシ。
「いや、明日は大事な日なのは分かっているけど。ポケモンと一緒に、ウォーミングアップしたくてさ」
「バトルか。あぁ、いいぜ。どうだ、ピカチュウ?」
「ピッカ」
「そうか。だったら早速」
そう言って、サトシとリヒトから腹の虫が共に鳴り響いた。
「「あっ」」
サトシとリヒトは、互いに両手で自身の腹を抑えて、見合った。
「ハッ、ハハ。鳴っちまったな」
「あぁ。腹減ったな」
お互い、そう言って軽く笑うと横からヒョウリが話し掛ける。
「ご両人。バトルの前に、昼飯だな」
「そうだな。あっ、良かったら一緒に食べようぜ」
「いいの?」
「あぁ。飯を食った後は、バトルしようぜ」
「・・・あぁ」


それからサトシ達は、リヒトと共にフォルシティのポケモンセンターへ向かった。
到着したサトシ達は、早速センター内にあるレストランで昼食を取った。
「そうなんだ。サトシは、去年のジョウトリーグに出ていたのか」
「あぁ。ベスト8で駄目だったけどな」
「いや、凄いよ。僕なん
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