暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーBLACK RX〜ネオゴルゴムの陰謀〜
第十八話『文明を喰らう嵐』
[1/4]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
それは、突然起きた。都庁周辺を囲うように嵐が巻き起こり、植林された樹木が薙ぎ倒され、巻き上げられた樹木や歩行者は自動車に叩きつけられる。
「南光太郎!早く現われろ!私と戦わなければ、被害者は増えるぞ!」
逆巻く嵐の中でリシュナルは叫ぶ。その騒ぎに光太郎は駆けつける。
「リシュナル、罪のない人々を傷つけるのはやめるんだ!お前の狙いは俺だけのはずだ!」
光太郎は自家用バイクから降りヘルメットを外すが、バイクとヘルメットは嵐に巻き上げられ空中で分解しながら爆発する。
「まっていたぞ、南光太郎。貴様の首を、今度こそクリムゾンエクリプスに献上してやる!」
リシュナルは翼から真空波を放ち、光太郎の命を狙う。
「人々の平和を、これ以上奪わせるものか!変身!」
光太郎はRXに変身し、嵐の中へ向かってゆき、中心部にいるリシュナルに掴みかかる。リシュナルが体勢を崩したことで嵐は消え、巻き上げられたものは勢い良く地面に落下する。
「これならどうだ!」
リシュナルは真空波を連続で放ちRXを狙うが、RXはすぐさまロボライダーへ変身し、その装甲で真空波を防ぐ。
「ええい!貴様の首を持ち帰らねば、私に明日が来ない。命に変えてでも貴様の首を討ち取らせてもらう!」
リシュナルは回し蹴りを放つが、その脚はロボライダーによって掴まれ、ジャイアントスイングで投げ飛ばされる。
「おのれ…」
リシュナルは立ち上がりながら風の弾丸を放つが、ロボライダーの装甲に傷をつけること一つできなかった。
「ボルティックシューター!」
ロボライダーはその銃口の狙いをリシュナルの心臓に定める。しかし、
「シューッ!」
クモ怪人達の妨害により狙いは外れ、ハードショットはリシュナルの翼を掠める程度で終わってしまう。
「リシュナル様、ここは我らに任せてください。」
後から駆けつけてきたコウモリ怪人はリシュナルを立ち上がらせる。
「だが!」
「クリムゾンエクリプス様からの指示です。さあ!」
リシュナルはコウモリ怪人の言葉を聞き撤退する。
「待て!」
ロボライダーはリシュナルを追いかけようとするが、
「お前の相手は俺達だ!」
コウモリ怪人の妨害を受け、撤退を許してしまう。
「くっ!」
ロボライダーは怪力から放たれるロボライダーパンチによってクモ怪人達を一掃する。
「なんて強さだ!」
コウモリ怪人は滑空し飛びかかる。
「これでどうだ!」
ロボライダーは再びエネルギーを溜め、ハードショットによってコウモリ怪人を撃破する。
「逃げられたか…これじゃあ、持ち帰るのも無理だな。」
光太郎は変身を解除し、バラバラになったバイクを見ながら言った。
「クリムゾンエクリプス、リシュナルを帰還させると
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ