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仮面ライダーファイズ 小さな星の話
第十九章
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受け脚をふらつかせている草加と長田がいた。二人は何とか立っていたが最早立っていられるのが不思議な程であった。
「じゃあ御二人さん、またね」
 影山が彼等に声をかける。その声は笑っていた。
「御機嫌よう」
「何か物足りなかったけれどまあいいや」
 北崎も言う。
「またね。それじゃあ」
「待て!」
 草加がその北崎に追いすがろうとする。
「勝負はまだだ・・・・・・くっ!」
 しかし片膝をつく。やはり限界であった。
「草加、今は無理だ」
 そこに乾が来る。戦えそうにない草加と長田の前に立つ。
「くそっ、こんなところで」
「折角あの女を前にしたのね」
「また会いましょう、長田ちゃん」
 影山は長田を見下ろして笑っていた。それから悠然と姿を消したのであった。
 北崎も消えていた。それを見てジェイも澤田も姿を消す。ラッキーグローバーも全員撤退したのであった。
 戦場に残ったのは乾達であった。しかし彼等の受けた傷はかなり深いものであった。

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