暁 〜小説投稿サイト〜
ドリトル先生と山椒魚
第八幕その四
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「だとしたらやっぱりね」
「家事や世事のことで」
「身体を動かすことって言うんだ」
「からっきしなのは」
「私達を困らせてることは」
「そうだと思ってるけれど違うんだね」
 先生も違うことはわかります、それでこう言うのでした。
「そうなんだね」
「それはそうだけれど」
「本当にわかってくれないから」
「先生みたいないい人いないから」
「見ている人は見ていてくれてるのに」
「だからお友達は多いね」 
 先生はこう考えました。
「僕には」
「うん、お友達は多いね」
「それはそうだね」
「先生のお友達って人間も生きものも妖怪もで」
「多彩だよ」
「織田作さんもお友達だしね」
 今は幽霊となっているこの人もというのです。
「そうだしね」
「それはそうだけれど」
「先生もっと考えてみて」
「周りよく見て」
「そうしてくれたら私達も嬉しいわ」
 皆は先生と一緒に中華風のティーセットを飲んで食べつつ言います。
「本当にね」
「先生は皆が好きになってね」
「それはお友達に限らない」
「そうした人だってね」
「ううん、お友達や家族以外となると」
 先生はお茶を飲みながら思いました。
「どういった関係かな」
「だからそこはね」
「皆わかってるから」
「周りの誰もがね」
「そこから考えて欲しいわ」
「そうなんだ、まあ兎に角日笠さんをお誘いしたことはよかったんだね」
 先生は皆のお話を聞いて言いました。
「そうなんだね」
「うん、そのことはいいことだよ」
「貴重な第一歩だよ」
「だから進めていってね」
「少しずつでもね」
「日笠さんと仲良くだね、そうしていくよ」 
 先生はこう解釈しました。
「これからもお友達としてね」
「お友達じゃないけれど」
「まあ今はそう思っていいよ」
「先生はこうした人だし」
「僕達もわかっているから」
「何が何かわからないけれどね」
 先生としてはです。
「日笠さんとはこれからもお付き合いしていくよ」
「そうしていってね」
「これからも」
「僕達も応援してるし」
「フォローもしていくから」
「宜しくね」
 お友達と思ったまま頷く先生でした、そしてです。
 チェックの後は論文も書いてでした、お家に帰りました。お家に帰るとこの日の晩ご飯は麻婆豆腐にです。
 中華風の鶏肉とお野菜がたっぷりと入ったスープでした、先生はその鳥ガラスープを見て作ってくれたトミーに言いました。
「麻婆豆腐も素敵だけれど」
「スープもですね」
「うん、これもね」
 まさにというのです。
「素敵だね」
「中華料理はお野菜も沢山使いますよね」
「ふんだんにね」
「栄養バランスがいいので」
「医食同源と言ってね」
「ですから僕も作る時はです」
 そ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ