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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
第百三十九話 群雄、戦を終わらせるのことその十二
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世界で奴等を退けてもな」
「そうよ。あたし達の戦いはね」
「まだ続くわよ」
 彼女達の戦いはだというのだ。
「けれどこの世界での戦いは終わりよ」
「そしてこちらの世界に来た彼等の戦いもね」
 草薙や覇王丸、彼等のそれもだというのだ。
「長い果てしない戦いだったけれど」
「これで終わるのよ」
「よし、わかった」
 その話を受けてだ。華陀はだ。
 決意した顔になりだ。そしてこう言ったのだった。
「ではその戦いにこれから俺もだ」
「ダーリンもなのね」
「あたし達と一緒に戦ってくれるのね」
「ああ、やってやる!」
 華陀は宣言した。今遂に。
「俺は戦う、そして」
「あらゆる世界を」
「あたし達と共に」
「病を倒す!」
 彼にとって病はまさにだ。倒す存在だった。そう宣言してだ。
 彼等は今はじまった果てしない戦いを見ていた。この世界が終わってもさらに続くだ。その戦いを見据えていたのだった。そのうえで彼等は決意をあらたにしていたのだ。


第百三十九話   完


                            2012・1・19
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