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ドリトル先生と山椒魚
第七幕その十一

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「させてもらいました」
「そうなんだね」
「先生もお好きですし」
「大好きだよ」
 実際にとです、先生はトミーに答えました。
「こうした朝ご飯もね」
「そうですよね」
「思えば日本に来て朝ご飯もね」
 こちらもというのです。
「かなりね」
「色々な朝ご飯を召し上がられていますね」
「納豆もね」
 こちらの食べものもというのです。
「食べる様になったしね」
「そうですよね」
「噂には聞いていたけれど」
 納豆はというのです。
「凄い匂いでね」
「糸も引いていて」
「噂通り凄いものだったけれど」
「美味しいですね」
「今は普通にだよ」
 先生もトミーも他の皆もです。
「食べているね」
「そうですね」
「だからまたね」
「納豆もですね」
「出してくれるかな」
「勿論です、ではその時はですね」
「美味しくね」
 まさにというのです。
「食べさせてもらうよ」
「それでは」
「そして今は」
「イギリス風の朝ご飯をですね」
「いただくよ」
「それでは」 
 トミーも笑顔で応えてでした。
 皆で朝ご飯を食べます、先生はトーストにバターをたっぷりと塗って食べます。そうしてなのでした。
 一口食べてまた笑顔で言いました。
「パンも焼き加減もよくて」
「そうしてですか」
「バターもね」
 たっぷりと塗ったそれもというのです。
「かなりね」
「いいですね」
「日本はバターもいいね」
「乳製品全体がいいですね」
「そうだよね」
「保存技術がよくて」
 牛乳のです。
「製造技術もです」
「いいよね」
「工場生産で、です」
「均質的にいいものが作られているね」
「はい、手作りもありますし」
「あれもいいけれどね」
「その分お金がかかるので」
 だからだというのです。
「スーパーとかでは」
「あまり売られていないね」
「そうですね」
「けれどね」
 それでもというのです。
「その工場で作った様なものも」
「美味しいですからね」
「馬鹿に出来ないよ」
「全くです」
「だからね」
 それでというのです。
「今朝も美味しくね」
「食べようね」
「そうしましょう」 
 トミーも笑顔で言ってでした。
 皆で楽しく朝ご飯を食べました、そうしてから学校に行きました。
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