第百三十八話 草薙、オロチを封じるのことその八
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ないわ」
こう八神に話すのだった。
「そうするわよ」
「それは封じるのではないな」
神楽の言葉からだ。八神は。
そのことを察してだ。こう言ったのだった。
「倒すか」
「そうなるわ。完全にね」
「わかった。それではだ」
「貴方も協力してくれるわね」
「俺は誰とも手を組まん」
ここでも八神は八神だった。彼から見れば群れることはしないというのだ。
だがそれでもだ。彼は言った。
「だがだ。オロチはだ」
「倒すというのね」
「俺を利用しようとする奴は神であろうと殺す」
倒すではなかった。ここでは。
「そうするだけだ」
「そういうことなのね」
「八神の血脈なぞどうでもいい」
八神にはだ。それもそうなることだった。
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