読心
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か逃げてきたんだ」
「逃げてねーよ!!俺はハッピーに誘拐されただけだ!!」
「ナツくん・・・」
「誘拐って・・・」
仲間うちで誘拐が適応されるのかはわからないけど、ナツさんらしい発言に笑ってしまうような呆れてしまうような・・・ただ、ウェンディとアイリーンさんは別の感情を抱いていたようだ。
「白魔導士の居場所を知ってるんですか?」
「どこにいるのかしら?」
どうやら二人は背中の街のオーブのところに行っていたらしく、そこで白魔導士と遭遇したらしい。その際ナツさんも白滅されそうになったらしいが、ハッピーの機転によりなんとかここまで逃れてきたそうだ。
「行きましょう!!みんなを助けるために!!でもその前にシャルルを助けに行きます!!」
「そうだ〜!!シャルルどこにいるの〜?」
シャルルの姿が見えないとは思っていたけど、どうやら彼女は教会で囚われの身になっているらしい。そのためまずは彼女を助けるためにそこへと向かう。
「私はこれで失礼するわ」
「え?手伝ってくれないんですか?」
ハッピーが謎のヘブン状態に入っている中、アイリーンさんが俺たちとは別方向に進もうとする。そんな彼女にウェンディが問いかけるが、彼女は背を向けたままこちらを見ない。
「私は本当は別の依頼で来てるのよ。だからこれ以上面倒ごとは遠慮させてもらうわ。それに・・・」
「それに?」
「エルザに会うと面倒だからイヤなのよね」
「「「「あぁ・・・」」」」
仲違いは解消されたはずだけど、やっぱりどこか会いづらさがあるらしくそんなことを言っていた。エルザさんは会えたら嬉しいと思うけど、彼女的にはずっと別々に生活していただけに気まずさがあるのかもれない。
「あとはあなたたちに任せるわ。エルザには会ったこと言わないでよね」
「あはは・・・」
「わかりました」
鬼の形相で釘を刺してきた彼女に乾いた笑いをすることしかできない。それを肯定と受け取った彼女はその場を後にする。残された俺たちはまずはシャルルを助けるために教会へと向かうのだった。
「ウォーレンやマックスもいるじゃねぇか」
「何あれ?みのむし?」
「可哀想ですが、気を失ってるみたいなので好都合です」
先ほど瓦礫に埋もれていた男が皆さんを捕まえていたらしく天井からぶら下がっている状態にそんな突っ込みをいれる。シャルルもそれと同じ魔法で捉えられていたようだったが、ウェンディが敵を倒したことですんなりそれを助けることができた。
「よし!!白魔導士のところへ行くぞ!!」
「白魔導士?」
「あいつの正体猫なんだよ!!でな!!ウェンディが猫になるんだ!!」
「ちょっと何言
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