北欧編 仮面ライダーRC&レジスタンスガールズ 第3話
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
とは十分に出来る。
無論、神出鬼没である上に動きも素早い彼らを捕捉し、そこまで持ち込むことも決して簡単ではない。が、周囲への被害を度外視出来るのであれば、結局それが手っ取り早いのだ。かくなる上は、街ごと吹き飛ばして仕舞えばいい。
だが、現時点においてそれは机上の空論に過ぎず、どの国家も改造人間に対してそこまでの過剰攻撃には踏み切れていない。
今回のようなケースであっても、安易にその手段を選べば国際社会からの非難は免れないからだ。なまじ「その後」を見据えることが出来るだけの知性と余裕があるからこそ、人類はノバシェードのテロに対する有効打を与えられずにいる。
ましてや今回は、多くの孤児を保護して来た慈善活動家としても知られるドナルド・ベイカー市長が人質に取られている状況なのだ。
世界有数の名医でもあり、国内外を問わず絶大な支持を集めている彼をみすみす死なせるようなことがあっては、ノバシェードを駆逐出来たとしても国際社会からは確実に非難の声が上がるだろう。
故に、安易な殲滅戦になど踏み切れるはずもないのだ。例え、この土壇場であっても。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ