暁 〜小説投稿サイト〜
<ポケットモンスター トライアル・パレード>
1章「新しい旅先」
10話「むしポケモン祭り 集いの森」
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「あれって、さっきのバタフリーじゃない?ほら、黄色スカーフ巻いた」
コジロウに続いてムサシも気付く。すると、二人にニャースが答えた。
「そうにゃあ。あれは、ジャリボーイのバタフリーにゃあ」
「「え?ジャリボーイのバタフリー・・・まさか」」
ムサシとコジロウは、昔のある記憶から思い出した。ニャース同様に、かつてカントー地方で僅かに出会ったあのサトシのバタフリーを。
「「あの時のバタフリー?!」」
ロケット団が、そうリアクションをしている間、サトシ達は動いた。
「行け!バタフリー、サイケこうせん!」
「ハッサム、エアスラッシュ!デンチュラ、10まんボルト!」
「フゥリィィィィ!」「ハッサムゥ!」「ヂュラァ!」
彼らの遠距離技が、ロケット団へ向かっていく。
「ソーナンスあとは宜しく」
ムサシがそう言って、ロケット団の3人はソーナンスの背後に避難する。すると、ソーナンスは、構えて体を光らせる。
「ソーナンス!」
ソーナンスの得意わざの(ミラーコート)を発生させて、彼らのわざを見事に弾き返し、そのまま彼らの元へ戻り爆発を起こす。
「くっ」
「厄介だな。あれは」
サトシとヒョウリは、苦悶してどうすればいいか考えると、サトシが何かに閃いた。
「そうだ。バタフリー」
サトシは、早速バタフリーに指示を出した。
「ねむりごなだ!」
「フリィ〜!」
バタフリーは、すぐに羽を羽ばたかせてソーナンスに向かった。それからバタフリーの両羽から青色の粉が発生して、それがソーナンスに降り注いだ。
「おっと」
「ソ、ソーナンス」
「吸っちゃ駄目にゃあ」
ロケット団達は、自分達の鼻を摘んで、ソーナンスにそう注意するが、時は遅かった。
「ソ、ナンス」
そう最後に返事をして、倒れるソーナンスは、そのまま眠ってしまった。
「ちょ、ちょっと、ソーナンス」
「ナンス♪」
ムサシの文句に、寝言で返事をするソーナンスは、もう戦闘不能状態となった。
「ニャー達は、最強の盾を失ったにゃあ」
「て、いうことは」
ロケット団達は、恐る恐るサトシ達を見た。
「今だ。ピカチュウ、10まんボルト!バタフリー、サイケこうせん!」
「ピカッヂュゥゥゥ!」「フリィィィ!」
二人の(10まんボルト)と(サイケこうせん)は途中で1つとなり、ロケット団へ飛んでいき、大爆発が発生した。ロケット団は、爆発により空へと吹っ飛んだ。
「あぁ〜、やっぱりこうなったか」
「折角、稼いでゲット出来ていたのに」
「また、一から頑張るしかないにゃ」
「ソ、ナンス♪」
「「「やな感じ〜〜〜!!!」」」
ロケット団は、何度も見たいつもの終わり方として、遠くへと飛んでいった。
それを確認したサトシとピカチュウ、バタフリーは、共に勝どきを上げた。
「やったぜ!」
「フリ
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