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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
vsドラゴンスレイヤー
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きなしでの戦いにはなってしまうが仕方がないと俺はすぐさま攻撃を仕掛けるのだった。

















第三者side

真っ黒焦げになり地面へと倒れる二人の中年男性。それをした青年は声高らかに笑っている。

「かっかっかっ!!まだまだ修行不足だなぁ!!マカオ!!ワカバ!!」
「ナツ兄ぃ・・・」

父が倒されたことでその仇を忌々しいといった目で睨んでいる少年。しかし、そんな彼も首もとに手刀を入れられ、気を失ってしまう。

「ロメオもな!!」

三人を倒したことで勢いついた火竜(サラマンダー)はすぐさま次の標的を探すために動こうとする。しかし、そんな彼はすぐ近くに迫ってきている気配をいち早く察すると、そちらへと身体を向ける。

「よぉ、ナツ」

無精髭を伸ばした長髪の男。それを目の当たりにした時、一瞬青年は恐怖に顔が強張ったが、すぐさま笑顔へと戻る。

「あの時以来だな、ギルダーツ」

妖精の尻尾(フェアリーテイル)最強魔導士と称される男、ギルダーツ。もっとも警戒すべき男と対峙したドラゴンは戦える日を待ち望んでいたのか、笑みを浮かべていた。

















シリルside

「うおおおおおお!!」

鉄の鱗に覆われた足で蹴りを放ってくるガジルさん。それを間一髪で回避すると、無防備になっている顎へと拳を叩き込む。

「ぐっ・・・」
「まだまだ!!」

それにより体勢が崩れた彼にすかさず追撃。腹部へのパンチ、脇腹へのキックと反撃の余地を与えないように次々に攻撃を繰り出していく。

ガンッ

「あだっ!!」

だが、突然手に激痛が走り攻撃の手を止めざるを得なくなる。その理由は彼がそれを見越してその部位をより固い鱗で固めたことにあった。

「忘れちゃねぇよな?俺の鱗は鉄なんだぜ?」

ガジルさんは得意気な顔を見せているが、忘れるわけがない。その防御力の高さは彼の売りの一つなのだから。

「でも知ってます?」

今度はこちらの番と言わんばかりに迫ってくる彼だったが、俺はあえてそれを待つ。バカ正直に向かってきた彼の前で一歩下がった後、前のめりになった彼の後頭部に踵落としをお見舞いする。

「錆びた鉄は脆いんですよ」

俺の魔法は水属性。鉄は水に当たって酸化すると錆びて脆くなる。そんな短時間ではならないけどものは例えなのね突っ込みはなしでお願いね。

「ギヒッ」

いい一撃を与えたはずなのにガジルさんはまだまだ余裕の表情。すると彼は影に飛び込み、そのまま影となってこちらへと向かってくる。

「鉄影竜棍!!」
「うっ!!」

影から今度は人の姿へと戻ってのアッパ
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