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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
vsドラゴンスレイヤー
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はそれを回避しなければならないと指示を出すが、それよりも早く男の腕が・・・鉄になった腕がセシリーの顔面にヒットする。

「避けないでよ〜・・・」
「うわっ!!ごめん!!」

彼女の顔面にそれが刺さった原因は俺がそれを交わしたことによるものなのだが、そのせいで力が抜けてしまったことにより地上へと落下し始める。

「リリーごめん!!」

ただ、そのまま落ちたらさすがにただではすまない。そのため俺たちの元へと飛び上がっていたリリーの足を掴み落下から免れようとしたが・・・

「ぬぁっ!!」
「え?」

さすがに三人は重かったのか、彼も道連れにする形になり地面へと落下した。

「いたたた・・・セシリー、大丈夫?」

何とか無事ではあったもののセシリーは変身も解けており目を回して倒れている。その横にいるリリーも小さくなって意識を失っているようだ。

「鉄竜棍!!」

二人は意識を失っているがこの人の姿は確認できていなかった。ただ、魔力と声が聞こえたことによりその場から飛び去ると、直後に地面に突き刺さる棍棒になった腕。

「ギヒッ。お前はここで殺してやるぜ、ガキ」

殺意全開で俺のことを睨み付けるのはガジルさん。彼とのバトルが確定した俺は・・・

「よし!!」

小さくガッツポーズをしていた。

「なんだ?俺と戦うのがそんなに嬉しいのか?」

俺の行動に大して彼は自身と同じ気持ちなのだろうと考えているのか、不敵な笑みを浮かべながらそんなことを言ってくる。それに俺は嬉しさを抑えきれないままに答えた。

「はい!!だって・・・
















ガジルさんなら俺でも倒せる!!」
「テメェなめてんじゃねぇぞ!!」

オブラートに包まなかったことで相当お怒りのガジルさん。でも、それはわかってほしい。だって今の相手側で警戒しなければならないのはギルダーツさん、ラクサスさん、ジェラールさん、ミラさん、そしてガジルさんの五人。他にも実力がある人はいるけど俺たちが何かミスをしなければさすがに何とかできるはず。ただ、この五人はそうもいかない。

しかし当然ながらこの五人の中にも力の差はあるわけで、ガジルさんは恐らく最弱。他の四人に比べたら勝ち確なのは間違いない!!

「オメェには大人の怖さを教えてやらないといけねぇみたいだな」
「遠慮の塊」
「うるせぇ!!」

頭に血が上っているようで彼は問答無用で攻撃を仕掛けてくる。ただ、普段の通り強引さのある攻撃のため避けるのは難しくない。

「他の人たちも倒さないといけないので、手加減なしですよ」
「そりゃあこっちのセリフだ」

オーブを全部壊される前に彼らを倒さなければならないため時間がない。駆け引
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