第一章
[2]次話
ハイウェイにいた子猫達
テキサス州ヒューストン在住のロブ=アケーニャ=ジュニアはこの時仕事帰りで高速道路を車で走っていた、だが。
そこのコンクリートの塀と塀の間に何かいるのを見付けて引き返してだった。
「その子を見付けたの」
「ああ、高速道路にいたんだぞ」
アクーニャ黒い髪の毛といかつい四角い顔で大柄な黒い目の彼は自分と同じ黒い髪の毛と黒い目で小柄で楚々としたロングヘアの妻に薄い焦げ茶と白の縞模様の雄の子猫を見せて話した、こねこはアケーニャに抱かれている。
「何でかな」
「ニャ〜〜〜」
「高速道路に猫ね」
「危ないからな」
それでとだ、アケーニャは話した。
「拾ってここに連れて来た」
「そうなのね」
「それでな」
「ええ、うちは余裕あるしね」
妻は夫の考えを察して応えた。
「助けてね」
「家族に迎えよう」
「そうしましょう」
夫婦でこう話してだった。
二人は子猫を家族に迎えた、すぐに獣医に診察してもらってだった。
異常がないことに安堵しつつご飯や首輪もあげた、名前はペッパーとしてだった。
育てるとやはり二人に保護されて家族になっていた雄の茶色のダッグスフントのハント、雌の白猫のミニー達ともだった。
「ワンワン」
「ニャ〜〜」
「ウニャ〜〜〜」
すっかり仲良くなった、高速道路で震えていた子猫は幸せになった。
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