第一章
[2]次話
キメラ猫
アメリカのフィラデルフィア州北部で看護師をしているエリカ=スタンリーは動物の保護活動にも携わっている。ブロンドの髪の毛を肩にかかる長さで切り揃えグレーの目にやや面長でメリハリの利いた顔立ちとスタイルをしている。背は一六二程だ。
彼女は施設で保護されたという野良の雌の子猫を見て言った。
「この子はまた」
「変わった外見だね」
「ええ、こんな子もいるのね」
見れば身体の色は黒とクリーム色それに白があるが特徴的なのは顔だった、真ん中で右が黒左がクリーム色にはっきり分かれているのだ。右の後ろ足は怪我をしている。
「ニャ〜〜〜」
「私はじめて見たわ」
「そうか、見たところ君を一目見て」
同僚のスタッフはエリカに話した。
「気に入ったらしいな」
「それじゃあ」
「うん、獣医に見せたら足の怪我も完治するもので感染症や寄生虫の心配もないし」
同僚はこのことも話した。
「だからね」
「安心してっていうのね」
「この娘を大事にしてくれるかな」
「この娘がそうしたいなら」
エリカは頷いて応えた、そしてだった。
自分のところに近付いてきて親し気に身体を摺り寄せてくる子猫を笑顔で抱き上げた、そうして家に迎えてだった。
子猫をフィービーと名付けて育てはじめた、フィービーは好奇心旺盛で少し成長するとすぐに言え中を歩き回ってだった。
エリカに甘えきてゴロゴロと喉を鳴らした、トイレもすぐに覚え足の怪我も治った。そのうえでだった。
「この通りね」
「フォレストともかい」
家に来た同僚はエリカの家に前から住んでいた雌の胸の一部だけ白い黒猫を観つつ言った、見れば目が黒と黄色だ。
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