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仮面ライダーBLACK RX〜ネオゴルゴムの陰謀〜
第十五話『怒りのドレスコード』
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わり、目的を果たしたならすぐに仮面ライダーBLACK RXと戦いなさい。」
リシュナルはクジャク怪人の意思を汲み取り、クジャク怪人に指示を出す。
「畏まりました。」
クジャク怪人は一礼して広間から出ていく。
「綺麗な顔立ちだからスカウトしてみたはいいものの、中身は我儘、その上男だなんて思っても見なかったわ。これはしくじったわね。」
クジャク怪人がいなくなり、リシュナルは独り言を言いながらため息を吐いた。
キャピトラへ入った光太郎達は司会の男と話そうとしていた。しかし、
「杏子ちゃん、この子可愛くない?」
「まるでお人形さんみたいよね!」
玲子と杏子はレナを見て童心に帰っていた。
「そう言ってもらえると嬉しいです。ボク、学校では女みたいって馬鹿にされていて、こっちの世界で素性を隠して活動しないと、自信が持てなくて…」
レナは暗い表情を見せる。
「そんなことないわよ。アニメやゲームの女の子の服装が似合うって、一つの才能なんだからもっと誇っていいものよ!」
玲子はレナを元気づける。
「そんな、ありがとうございます…」
レナは玲子に礼を言う。
「それで、先程言っていたあの事、とは?」
光太郎は本題に戻す。
「実は、1年半ほど前から少年コスプレイヤーが失踪する事件が相次いでいまして。既に7人も行方不明者が出ているんです。」
司会の男は話す。
「お父さん、そんな簡単に話していいの?」
レナは司会の男─レナの父に質問する。
「大丈夫だよ。この人はレナを、ジュンを命がけで守ってくれたんだ。それに、南さんは仮面ライダーなんだ。怪人をやっつけて、平和を守ってくれるんだ。」
レナの父は光太郎とレナを司会に入れながら話す。
「仮面ライダーに信頼を寄せてくれるんですね。」
光太郎はレナの父に言う。
「実は、レナが生まれる数年前に、アンデッドっていう怪物に襲われたことがありまして、その時に仮面ライダーに助けてもらったんです。だから、仮面ライダーは人々を守ってくれていることを知っているんです。」
レナの父はかつて自身の身に起きた出来事を話す。
「そうだったんですね。」
光太郎が納得していると、玲奈のスマートフォンにコミュニケーションアプリからの通知が入る。
「えっ!?」
通知を見たレナは驚く。
「どうしたんだ、レナ!?」
レナの父はレナに質問する。
「メグミからの通知で、今から会いたいって。」
「でも、メグミ君は連続失踪事件の最初の被害者じゃないか。どうして。」
レナの話を聞き、レナの父は驚く。
「何かの罠かもしれません。」
「ええ。なので、南さんを一緒に来ていただけないでしょうか?」
「わかりました。行きましょう。」
レナの
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