第二話 翻弄~昼
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授業中…
超かわいい転校生、舞華がとなりの席になったからか、俺はのほほんと笑顔を浮かべていた。
すると、彼女はノートの端に何か書いて見せて来た。
『何笑ってるの？はたから見たら頭おかしい人よ？』
…え？
俺は見間違いかと思って目を擦った。
あんなにかわいい海乃芽が、こんな言葉づかいするはずがない!!
そう思ったけど…見間違いじゃなかった。
そんな俺を見て、海乃芽はｸｽｸｽと笑っていた。意地悪なS顔で！
『いや、何もない』
そう書いて見せた。
ホントはショックだったけど、それは隠したつもり。
なのに彼女は、
『ショック受けてるみたいだけど？私はこういう性格よ？』
と書いて見せ、ｸｽﾘと笑った。
…嘘だろぉぉぉ…!!
壁におっかかって立ってたら、絶対座り込んでた…。
そして彼女は、こんなことを言い出した。
『私の本当のことが知りたかったら、放課後私の家まで来て。来るようだったら15:30に正門前に来て』
…本当の、こと？
『待たなくても行くに決まってんだろ？一緒に帰ろうぜ』
そう書いて見せた。
…本当のことって…何？
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