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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
勝利の連鎖
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、その水を灰へと変えてしまった。

「水が灰に!!」
「貴様はもはや水神竜ではない。喰うに値せぬ」

そう言うと水神竜さんへ灰が纏わりつき動けなくなってしまう。それはまるでロープのようで、彼を締め付けているようにも見える。

「水神様!!」
「ルーシィ!!シリル!!ウェンディ!!彼らを頼む!!」
「「はい!!」」
「わかった!!」

水神竜さんたちを守るように俺たち三人は前に出る。相手が三人なこともあり、こちらもナツさんたち三人が前へと出た。

「灰って燃やしたらどうなるんだ?」
「さぁな。もっと灰になるんじゃねーか」
「試してみるか!!ここなら炎も使えるしな!!」

勢いよく飛び出す三人。頼りになる三人が飛び出しことで俺たちは勝利を確信していたが、予想外の敵の実力に苦戦を強いられることになるとは思いもしなかった。

















第三者side

評議院から列車で2時間ほど揺れていた二人。彼らは目的地に着いたことを確認すると、最低限の持ち物だけを入れたカバンを手に取り駅へと降りる。その地に着いた途端、赤髪の青年の額から汗が溢れ落ちた。

「この暑さ・・・間違いなくこの間の奴らだな」

記憶にある気温にしかめっ面をする彼に対し、黒装束の男は周囲を軽く見渡すと、何かに気が付いたのかすぐに歩き始める。

「見つけたのか?」
「姿はわからん。だが、三人組の気配はする」
「三人・・・ならほぼ間違いないねぇ」

その時の二人の表情は類似していた。互いに笑みを浮かべ言葉を交わすことなく歩を進める両者は、敵の姿を確認していないにも関わらずすでに戦いが始まっているかのような、異常なまでの集中力を見せていた。


















シリルside

激しくぶつかり合う二人の剣。グレイさんとナツさんは敵を押し込んでいたこともありここからでは視認できないところに行ってしまい、俺たちはエルザさんと女剣士の戦いの流れ弾が水神竜さんたちに当たらないように対処している。

「おのれ・・・強いのぅ」
「仲間を守るための剣に弱さはいらない」

エルザさんとの戦いを楽しんでいるようにも見える女剣士。いや、厳密には剣を持っていないため剣士にはならないのかな?でも攻撃は剣になった腕を使ってるし・・・よくわからん。

「違うおのれも見てみたい」

俺が余計なことに頭を悩ませていると彼女は距離が離れているにも関わらず突然腕を振るう。それに気が付いたエルザさんはすぐさま腕でガードをしていたが、何がしたかったのか俺たちから見てもわからない。

「衝撃波か!?しかし・・・////」

エルザさんも彼女が何をしようと
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